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環境にやさしい循環型社会をつくるためには、無駄をなくし、ものを大切に・効率的に使うシステムづくりを進める必要があります。
グリーン購入とは、物品等の購入に当たって、購入の必要性を十分に考慮しつつ、廃棄物の発生や有害な物質のより少ないもの・再使用が可能なもの・再生素材を使用したものなどの環境にやさしい物品等（以下「環境物品等」と言います。）を出来る限り優先して購入する取組です。
この取組を広げることは、環境物品等の市場を拡大し、環境物品等の開発を促進させるなどの波及効果をもたらすことから、循環型社会をつくる上での有効な手段となります。
京都府では、需要面から循環型社会への転換を促進するため、環境先進地・京都の実現を目指し、環境物品等の一層の購入推進を図ることを目的に「京都府庁グリーン調達方針」を策定し、グリーン購入に取り組んでいます。
この方針は、
を基本的な考え方とし、次の事項について取組の基準等を定めるとともに、取組結果を公表することとしています。
ア 特定調達品目
重点的に環境物品等の調達を推進する品目として19分野291品目を定め、環境にやさしいかどうかの判断基準等を設定し、それを満たす物品等の調達に努めることとしています。
イ グリーン入札
環境配慮企業から物品を優先的に調達する取組を進めることとしています。
ウ 調達計画品目
今後の普及状況に応じて調達を考慮する品目を定めています。
エ 地産地消品目
輸送エネルギー及び輸送に伴う二酸化炭素排出量削減のために調達を推進する地元産品等を定めています。
オ その他
調達数量の抑制及び長期使用を推奨するための方針の設定などを進めています。
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