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「骨髄・末梢血幹細胞移植」と「さい帯血移植」

造血幹細胞移植をご存じですか?

白血病、再生不良性貧血などの血液難病は、以前は有効な治療方法もなく、治りにくい病気でしたが、「骨髄移植・末梢血幹細胞移植」と「さい帯血移植」という治療法により、患者さんの健康を取り戻せるようになりました。
移植には、白血球の型(HLA)が一致する「骨髄・末梢血幹細胞提供希望者(ドナー)」又は「さい帯血」が必要です。
でも、一致する確率はわずか数百人から数万人に一人。
一人でも多くの患者さんを救うためには、たくさんのドナーとさい帯血の提供が必要になります。

骨髄バンク 知っていますか?

骨髄・末梢血幹細胞を提供するためには、まず、骨髄バンクにドナー登録をする必要があります。
その後、白血球の型(HLA)が一致する患者さんがいれば、移植についての最終的な意思確認や健康診断を行い、骨髄等を提供していただくことになります。

骨髄バンクに登録するためには、このような条件があります

  • 年齢が18歳から54歳までの健康な方
  • 骨髄等提供の内容を十分に理解している方
  • 体重が男性45kg・女性40kg以上の方

 その他、詳細については公益財団法人日本骨髄バンク(電話:03-5280-1789)にお電話下さい。

10月は骨髄バンク推進月間です!

 骨髄バンク推進月間は、広く多くの方に骨髄バンクの移植に対する深い関心と理解を得るとともに、一人でも多くのドナー登録につながるよう、骨髄バンク事業推進のための広報・啓発活動など様々な取組を集中的に実施すべく、厚生労働省が定めています。

 1人でも多くの患者さんを救うためには、1人でも多くの方のご理解と、1人でも多くの方のドナー登録が必要です。特に30代以下の若い方のドナー登録が少ない状況でもあります。

 この機会にぜひ骨髄バンクという社会の仕組みを、1人でも多くの方に知って頂き、移植を待つ患者さんの助けとなりますよう、ご協力をお願いします。

 骨髄バンク登録について詳しく知りたい方は下記ホームページから動画を御覧いただけます。

<政府広報ホームページ>

 https://www.gov-online.go.jp/useful/202409/video-288558.html(外部リンク)

骨髄バンクドナーの登録窓口について

京都府の機関(事前に電話で予約をお願いします。)

受付窓口 所在地 電話
乙訓保健所保健課 〒617-0006 向日市上植野町馬立8

075-933-1153

山城北保健所保健課 〒611-0021 宇治市宇治若森7-6 0774-21-2911
山城南保健所保健課 〒619-0214 木津川市木津上戸18-1 0774-72-0981
南丹保健所保健課 〒622-0041 南丹市園部町小山東町藤ノ木21 0771-62-2979
中丹西保健所保健課 〒620-0055 福知山市篠尾新町1丁目91 0773-22-6381
中丹東保健所保健課 〒624-0906 舞鶴市倉谷1350-23 0773-75-0806
丹後保健所保健課 〒627-8570 京丹後市峰山町丹波855 0772-62-4312

 

京都府内の他の受付窓口

受付窓口 所在地 電話
献血ルーム四条 〒600-8006 京都市下京区四条通柳馬場西入ル立売中之町99 四条SETビル5F 0120-640-388
献血ルーム京都駅前 〒600-8216 京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町735 京阪京都ビル6F 0120-569-356
献血ルーム伏見大手筋 〒612-8053 京都市伏見区東大手町763 若由ビル1F 0120-731-350

窓口によって受付曜日・時間が異なりますので、事前に確認をお願いします。

骨髄バンクに対するご質問・お問い合わせ

公益財団法人日本骨髄バンク
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-19 廣瀬第2ビル7F
電話:03-5280-8111(代)
FAX:03-5280-0101
ホームページ
http://www.jmdp.or.jp(外部リンク)

骨髄ドナーの方への助成を行っています!

骨髄等の移植を必要とする患者さんを一人でも多く救うためには、ドナー登録者の維持・増加とともに、実際に骨髄等の提供を応諾してくれるドナーが必要です。ドナー登録者が候補者として選ばれ、骨髄等の提供に至るまでには、身体的な負担はもとより、数日間の入院など時間的な拘束を伴うため、その負担を少しでも軽減したいと考えております。京都府では府内市町村と連携し「骨髄ドナー助成事業」を実施しておりますので御活用ください。

  • 実施主体 市町村
  • 助成対象者 骨髄ドナー(骨髄・末梢血幹細胞提供者)
  • 助成内容 骨髄等の提供に係る通院、入院又は面談の日数に2万円を乗じた額
    1回の提供につき14万円が限度(2分の1を市町村に補助)

<詳しくは居住地の府内市町村にお問い合わせください。>

さい帯血バンク 知っていますか?

さい帯血移植を実施するためには、母親と胎児を結ぶさい帯(へその緒)と胎盤の中に含まれている血液「さい帯血」を提供いただきます。
その後、さい帯血バンクでさい帯血を保存し、白血球の型(HLA)が一致する患者さんがいれば、移植を行います。

さい帯血を提供できるのは?

移植手術の安全を確保するため、さい帯血を採取する施設には、設備や技術的なものなど、幾つもの基準が設定されていて、どの産科施設でもさい帯血を提供できるわけではありません。
さい帯血の提供が出来るのは、さい帯血バンクと提携していただいている産科施設に限られます。

さい帯血バンクに関するご質問・お問い合わせ

日本赤十字社近畿さい帯血バンク
電話:072-643-1327
FAX:072-643-1487
ホームページ:https://www.bs.jrc.or.jp/kk/bbc/special/m6_02_00_index.html(外部リンク)

お問い合わせ

健康福祉部薬務課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4792

yakumu@pref.kyoto.lg.jp