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更新日:2025年3月17日

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上津屋橋(流れ橋)の利用について

上津屋橋(流れ橋)とは

流れ橋の景観

府道八幡城陽線の上津屋橋(流れ橋)は、木津川を渡河する人道橋で、橋長356.5mの日本有数の木造橋です。

梅雨や台風等がもたらす豪雨のため、川の水位が上昇すると橋板(床木)や橋桁(桁木)が流れ出すという独特の構造から流れ橋と呼ばれています。

観光名所としても有名ですが、地域の方々の日常生活にも利用される大切なインフラであり、府民の貴重な財産です。

また、流れ橋と周辺の浜茶の茶園は、京都府景観資産に登録され、さらに「日本茶800年の歴史散歩」の名称で文化庁の日本遺産にも認定されています。

上津屋橋(流れ橋)の火災被害

近年、上津屋橋(流れ橋)では不審火による火災が多発しています。

不審火による火災 令和4年度 令和5年度 令和6年度
発生回数 2回 2回 1回

特に、令和6年10月21日発生した不審火による火災では、延長約17mに渡って燃え広がりました。主要部材である桁木や床木などが炭化し断面が欠損する大きな被害が発生し、通行できない状態となっため、復旧工事が終わるまでの間の約5ヶ月にわたり通行止めを余儀なくされました。工事は木津川流水部の瀬替えを伴う大規模なものとなり、約5千万円の多大な復旧工事費用を要しました。

 

令和6年10月に発生した火災状況令和6年10月に発生した火災の被害状況令和6年10月に発生した火災被害の復旧状況令和6年10月に発生した火災被害の復旧状況

 

利用にあたっての京都府からのお願い

上津屋橋(流れ橋)周辺は火気厳禁!!

府民の貴重な財産であり、木造橋であることを踏まえて、適切な利用をお願いします。

  • 火災の原因となるため、喫煙、花火、バーベキューや焚火など、橋の近くでの火気類の使用は控えてください。
  • 近接して河川の状況を監視するカメラが設置されています。

その他のお願い

転落に注意して橋の中央を歩いて!!

  • 上津屋橋(流れ橋)には、水の流れの阻害になるため、柵を設置していません。
  • 転落に注意して、橋の中央をゆずりあって歩いてください。

自転車・二輪車は、降りて押して!!

  • 上津屋橋(流れ橋)は、歩いて頂くための橋です。
  • 過去には、歩行中の子どもが走行してきた自転車を避けようとして、5メートル下に転落する事故が発生しています。
  • 自転車や二輪車は、降りて押して通行してください。

木津川の水位が上昇した際は、通行止め!!

  • 上津屋橋(流れ橋)は、木津川の堤防よりも低い位置に設置しています。
  • 降雨等により木津川の水位が上昇した際は、通行者の安全を確保するため、通行止めを行います。御理解をお願いします。

 

流れ橋周辺に設置している注意喚起看板

 

お問い合わせ

山城広域振興局建設部 山城北土木事務所

京田辺市田辺明田1

ファックス:0774-62-1730

y-d-k-doro@pref.kyoto.lg.jp