『環』の公共事業行動計画 検討会議 平成19年度第1回ワーキング開催結果
平成19年度第1回ワーキングが開催されましたのでその結果を公表します。
開催日時等
- 日時 平成19年7月20日(金曜日)午後1時30分から午後3時30分
- 会場 府庁旧本館2-K会議室
主な意見
構想ガイドライン及び実施ガイドラインについて
(事業実施判断基準について)
- 経済軸と環境軸の相対化が必要。そのための基準も必要。基準は、事業や地域ごとに内容は変わると思う。
- B/CのBの取り方が問題。B/Cが1未満のものをすべて切り捨てるのは問題がある。
- 費用対効果はクリアしているが、環境評価ではマイナスになるもの、また、その逆のものについては、第3者の意見を聞く場が必要がある。
(評価項目について)
- 公共事業には本来の目的がある。『環』の公共事業の目的は、どこまで環境に配慮しているのかをチェックすることである。
- 構想ガイドラインは単なる影響評価ではなく積極的な環境配慮を戦略的に持つかということと、公共事業の目的達成のためにかかる環境負荷をどれだけ軽減するのかということをチェックするものであるはず。
- 最小限守ることと、奨励することを分ける必要がある。
- 事業によって意識している空間が異なる。防災目的と利用目的の違いがある。
- 構想ガイドラインチェックシートの「地域づくり」関係は特記事項にしたらどうか。他の所はこのままでいいと思う。
- 近接工事との関係を入れるべきである。
- 地域毎に配慮する項目を作ってみたらどうか。
- 工事を行えば必ず地形の改変はおこる。どれだけ回復に努めたかというような項目が必要である。
- 現状を自然に近づける配慮をして初めて○となる。
- 努力したら○がつくという項目を作ってはどうか。
- すべてが○になるのは良いこと。点数化は難しいと思う。アピールポイントを作って、○×法と点数の共存が出来ないか。
- 構想、実施ともに総合評価する枠がいる。
- 業者独自の取組を組み込むのは良いことである。
(地域の環境像について)
- 全体像が分かって評価を行う必要がある。
- 地域の環境像を書くにはどんな物があればいいのかを考えて、必要な資料を提示すると地域の環境像を書くことが出来る。
情報の利用について
- 『環』の公共事業により蓄積された情報は地域ごとにまとめ、見直す必要がある。振興局単位で3年若しくは5年後に見直す事を義務づける制度があれば次の事業に活かされてくる。
- PDFにしてHPで公表するだけではなく、具体的に利用することが必要である。
- 構想ガイドライン評価シートの記載内容がおかしいと思う事例がある。現場の職員に任せるのには限界があると思われる。情報を集約し、アドバイスしたり、サポートしたりする専門部署が必要である。
- HPで公開するときに地域別・業種別に分けて見られるようにしたらどうか。
その他