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景観まちづくりと地域活性化
平成26年3月28日(金) 午後2時~午後4時45分
宮津市中央公民館 大会議室<宮津市>
京都府、京都府都市計画協会
宮津市
京都府景観資産登録地区、NPO等のまちづくり団体、府民、府及び市町村職員 45名
「景観まちづくりと地域活性化について~景観計画の役割~」
京都造形芸術大学 教授 前田 博(まえだ ひろし)氏
【講演内容】
・地域を活性化させる為には、地域固有の資源である景観を育てていく景観まちづくりと同時に観光まちづくりも進めていくことが重要である。
・海の幸をはじめとする地域固有の資源を用いた名物を開発し、京都縦貫自動車を利用して京都市内等に販売していくことで地域経済の活性化に繋がる。
「地域活性化に繋げる景観まちづくりの秘訣とは?」
【主な意見】
・多くの観光客を引きつけるためには、何を行えば観光客に喜んで貰えるのかという視点を持ってまちづくりを行っていくことが必要である。
・町並みの保存や景観まちづくりを推進するため、建物の色彩等の基準を設けた結果、画一的な意匠となり、地域固有の景観が損なわれてしまう。
・景観は秩序がありつつも多様性があることが必要で、画一化してはいけない。
・地域活性化のためには、景観づくりや情報発信に加えて、地域名物の開発・販売を通して、生業を増やしていくことが重要である。
・北部地域では海の京都事業が進められていることもあり、今後も地域のまちづくり団体等が集まり、情報交換やノウハウの提供など、広域で一体となって取組みを進めていくことで、地域活性化に繋げていければと考える。
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