平成17年度病院・福祉関係検討会議概要1
「いただきます。地元産」プラン病院・福祉関係検討会議要旨
- 日時 平成17年9月1日(木曜) 午後1時~午後3時
- 場所 府庁福利厚生センター
保育所で実施した場合の効果について
- 小さい子ども達でも、地域のことや農業の理解は可能
- 3才、4才は、味覚をすりこんでいく大事な時期
- 保護者も若いので、保護者に対する教育、意識付けという意味合いもある
- 園長の方針で、様々な食育の取組ができる
給食業務外部委託業者の実態について
- 業者によって、効率化重視、コスト重視等、性格が異なるので一律的な把握は困難
- 各業者の集まる地域的な組織はない(業者間に横のつながりはない)
「地元産」の定義について
「地元産」の定義は「府内産」
地元産利用状況実態調査の結果について
- 地元産利用について、意識の高い施設が多い
- 今回の調査を実施することによって地元産利用についての発見や、意識の芽生えがあった
- 委託業者の事情、コスト面という理由から、地元産を利用できない施設もある
- 地元産利用は、郡部の方が進んでいるのではないか(大手業者の流通からはずれているため、近くにあるものを使っている)
モデル施設づくりについて
地元産を利用するモデル施設をつくるといっても、取組の着手方法がわかりにくいので、マニュアル的なものを作ってはどうか
介護保険制度改正に伴う影響について
10月からの改正により、食費の個人負担が増加
- 給食を直営方式で提供することが困難となる施設が増加する可能性が高い
- おいしい食事であれば、多少食費が高くても納得をしてもらうことは可能
- コストのみにとらわれず、きちんとした給食を提供することが必要
- 委託業者も競争があり、特長を出すために施設の要望を聞き入れることもある
病院・福祉施設地元産利用促進懇話会への委託業者の参加について
- 検討会議は基本的方針を決める場、懇話会は具体的推進を話し合う場という観点から、どういう形にするかは検討するが、懇話会の方での参画とする
- どの委託業者に参画を求めるか、選択が困難(業者をまとめた組織がない)