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第1回(学校給食関係)議事要旨
「いただきます。地元産」プラン第1回学校給食関係検討会議要旨
- 日時 平成18年9月12日(火曜) 午後3時~午後4時30分
- 場所 府庁福利厚生センター
地元産野菜利用の普及状況について
- 旬の野菜は全部使ってもらっているが、栽培の時期はずれの注文には対応できないことがある
- 市町村合併が行われても、できるだけ地元産のものを利用するという考えは定着している
- 事業が終わっても、イベント的に終わってしまわないようにしなければならない
- 供給の仕組みができても、その継続が重要
- 昔から伝わる「地産地消」という精神的な教育も必要
- 旬の自然のものを使うのが良い
- どれだけのものが地域で作られるかは、その地域の農業者の農業力と技術次第
学校給食へ野菜を供給する生産者の意欲について
- 学校給食で地元の野菜を食べたことを、子どもたちが家で話をしているということを聞くと、うれしく感じる
- 地元産給食は食べ残しがない(それだけ地元産野菜はおいしい)
- 生産への意欲はあるが、生産者も高齢化が進行
- 他への出荷よりも高めの価格で学校給食に供給できることも、意欲につながっている
- 学校給食は、袋詰めをしないで納入することができ、多少価格が安くても、手間がかからない方がよいという考え方もある
地元産供給の今後の継続について
- それぞれの地域で出来上がった仕組みを、もう1度原点に戻って見直して、仕切り直しをする必要あり
- 中学校は、食の大事さ、学力向上などトータルで教育していかなければならない中で、食育が大事であるとわかっているけれども、なかなか取り組みにくいというのが現状
- 10年ほど前は、おばんざいのような料理教室は逆に人気が薄かったが、今だからこそ人気がある
- 楽しみながら料理の講習を受けている親を持つ子は、食に関心を持てる
栄養士、栄養教諭について
- 栄養士に対する地元産農産物や農業・農村に関する啓発が大切
- 若い栄養士でも、いろいろ工夫をしながら、多くのことを吸収するので、情報交換のための交流の場をもつのも有効
地域での取組について
- 地域によって、郷土料理も違うし、生産される野菜も違う
そこに住んでいる人の気持ちが大事
家庭での取組について
- 親への働きかけが大切(子どもと一緒に何かをやるとなると、親も一緒に参加しやすい)
- 子どもに働きかけて親の行動に移させる方法も有効(大人に知識を入れるだけでは、行動を起こしにくい)
- 今の親は、おやつを与えてもいいのかどうかという単純なことにさえ、疑問を持つ
- 最近の人は、おばあちゃんや近所の人に、食について教わるということが少ない