本文へスキップします。
ここから本文です。
第1回(病院・福祉関係)議事要旨
「いただきます。地元産」プラン第1回病院・福祉関係検討会議議事要旨
- 日時 平成18年9月12日(火曜) 午後1時~午後2時30分
- 場所 府庁福利厚生センター
病院・福祉施設における地元産利用促進啓発事業について
- 京野菜は、ブランド化しているので、それを使うことによってアピールできることは、施設としても十分魅力
- 介護保険制度、医療費改正により繁忙となり、事業への取組が困難であった
- 基本的に、京都産の野菜を納入してもらうようにしている施設でも、価格が高いときには納入されない場合がある
- ねぎは、地元のものがよく使われており、実際、料理には使いやすい
- 京都で多いのは、きゅうり、トマト、はくさい、キャベツなどの一般野菜であり、ブランド京野菜の下支えとなることが望ましい
施設における米の利用について
- 施設では、米の使用については、価格、食味あわせてトータル的に判断
- 米は、価格の相場が決まっており、京都米だからといって高くなりすぎることはない
野菜の処理方法について
- 施設では、基本的には自前で野菜そのものを調理し、価格が高い時などは、カットものや、冷凍ものを使用する場合がある
- 施設の規模等によっては、自前で調理をした方が安くつく
栄養士への参考となる資料について
- 3月開催の地元産利用に係る説明会で配布された「府内産野菜の出回り時期と主な産地」の資料は、大変有用であると、若い栄養士の間で評判
- 季節感を出したり、地元産をアピールしたい時に便利
- 栄養士会の新人研修でも、京野菜の分布等を教えることは有効(他府県からの栄養士もいるので、京都の野菜のことを意外と知らない人が多い)
米の購入について
- おいしくて、安いものということであれば、米屋も、味や色つやなどを考慮して、独自でブレンドしてうまく食味を引き出すことが可能
産地情報の発信について
- 野菜では、後からでないと産地がわからない場合がある
- 行事食を活用するのも良い方法(食材もある程度限定しやすい)
取組への普及拡大について
- 栄養士を通して、施設内の意思決定に働きかけることが大事
- 地元産を使っているとアピールする業者も多い
- 保育所でも、自己菜園を所有したり、収穫体験をしたりと、地元産利用には理解がある
- 施設の長に、府が推進している地元産利用について、直接説明をすることも有効