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世界が一つになって地球温暖化問題に取り組む歴史的な一歩となる京都議定書が発効してから、この2月16日でちょうど1年を迎えます。
京都府においても、一昨年、北部地域に甚大な被害をもたらした台風23号をはじめ、度重なる大型台風の襲来や、都市の温暖化というべきヒートアイランド現象など、地球温暖化による影響が生じています。
地球温暖化の防止は、かけがえのない地球を未来に引き継いでいくための人類共通の課題です。
京都府では、京都議定書誕生の地にふさわしい役割を果たしていくとともに、地球温暖化の防止という共通の目標に向かって、府民あげて取組を進めていくため、昨年12月に「京都府地球温暖化対策条例」を制定し、この4月1日からスタートします。
京都議定書1周年を迎えるに当たり、府民の皆様お一人おひとりが、決意を新たに、かけがえのない地球を未来に引き継いでいくため、身近なこと、できることから一歩ずつ、京都議定書誕生の地・ここ京都から世界に向け、地球温暖化防止の取組の輪を広げていきましょう。
平成18年2月16日
京都府知事 山田 啓二
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