丹後広域振興局
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河川の堤防の構造は大きくは「堀込(ほりこみ)構造」と「築堤(ちくてい)構造」に分けられます。
「築堤構造」の河川では「堀込構造」の河川に比べて、堤防の決壊による水害の危険性が大きくなります。
そのため、お住まいのところや仕事場などがどのような場所にあるのか確認し、大きな築堤河川のそばである場合は出水時に十分注意をお願いします。
(堤防構造の説明図)
上図において、堤防で守られている側の土地を「堤内地」といい、水の流れる方を「堤外地」といいます。
右側の堤防形式は堀込構造といい、左側は築堤構造といいます。
この図は「複断面」の河川です。低水路の部分が一段低くなっています。京都市を流れる鴨川や当管内では野田川が該当します。
また、低水路部分がなく、高水敷がないものを「単断面」の河川といいます。中小河川の多くは単断面の河川です。
(堤防の説明図)
計画高水位(H.W.L)は、計画洪水流量が流れた場合の河川の水位のことをいいます。
余裕高(h)は、洪水が流れる際に波立って流れることから、その水面の変動を考慮して設けます。小さな河川では60センチメートルですが、流量が大きくなるとそれに応じて大きくとることとされています。(河川管理施設等構造令)
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