丹後広域振興局
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中橋の現場では、夏休み中の完成を目標に頑張っているところですが、まだまだ完成後の景色は想像出来ませんよね。今回、現在の写真を元にグラフィック加工を行った周辺の完成イメージができあがりました。
これは、橋の左岸下流から宮津小学校を望む方向に描いたものです。橋には和風の柵や桁隠しと呼ばれる化粧を施し、石積み護岸の上には、昔の宮津城をしのばせる白壁や瓦がみえます。生まれ変わる大手川に、みなさん期待してください。
(中橋周辺の完成イメージ)
中橋では橋台・橋脚工事が完成し、5月末までに橋桁を架け、柵など橋本体の整備工事を進めるとともに、周辺の道路工事にも着手します。
この工事は今の道路から1.5メートルほど上がる新しい橋に、一定区間で盛り土を行って取り付けるもので、車を通しながらの工事が出来ません。
このため、新しい中橋が完成するまで、宮津幼稚園と宮津小学校に接する区間で市道が「終日車両通行止」になります。自転車と歩行者の方は、小学校にご協力を頂き、敷地内に仮設道路を設置しますので通行可能です。
規制の開始は、5月上旬頃の予定です。日程が決まりましたら、あらためて地元自治会へ「お知らせ」を回覧させて頂きます。
近隣住民の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしますがご協力をお願いします。
交通規制説明図(宮津幼稚園と小学校の間の市道)
新中橋下流護岸工事の現場で、藤照工業の作業員の皆さんを中心に魚の引越しをしました。護岸工事では新しい河川への切り替えに伴い、逃げ遅れた生き物を捕まえ放流する必要があります。
今回の魚の引越しでは、モクズガニ、サワガニ、ヨシノボリ、シマドジョウ、スナヤツメ、アブラハヤなどが確認できました。
大手川では毎年夏休みに小学生とその家族を対象に、大手川に棲む生き物の観察や簡単な実験を体験してもらう「大手川リバーウォッチング」を開催しています。
指導員と一緒に大手川に入り、生き物に触れ、「安全な川遊び」を体験できる貴重な機会です。詳細が決まり次第、小学校を通してご案内しますので、是非ご参加ください。
(左岸側の従来の流れから右岸側の新しい流れに魚のお引っ越し)
(「ぬまっち」もいました!)
平成19年4月から2年間、丹後土木事務所災害対策室長として大手川改修工事に携わってきましたが、3月末で退職となりました。この間、地域の皆様方、地元の区役員・関係機関・施工業者の方々には、多方面にわたりお世話になり、厚く御礼申し上げます。
特に4.8キロ区間の地権者の皆様方には、用地買収や家屋移転など大変お世話になりました。皆様のご理解とご協力の元、平成20年2月末に工事に必要な用地買収を全て完了した時の感謝の思いは今でも鮮明です。
着任時には大手橋の下流部護岸工事を行っているのみでしたが、この2年間で大手橋より上流の護岸工事の他、13の橋の改築工事も進み、すでにいくつかの橋は完了するなど、大手川も様変わりしました。
今後の大手川改修工事につきましては、1日も早い完成と地域の皆様の安心と安全を願い、後任の沢田政則室長に「橋渡し」を行った次第です。完成まで引き続きのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。
前災害対策室長 東井裕純
桜の季節に大手川沿いを自転車で走っていると、大手川をスケッチされている方や桜の写真を撮影されている方とすれ違いました。
大手川だよりで作品を紹介させていただきたいなと思いながらも、皆さん真剣に作業されていたのでなかなか声がかけられませんでした。皆さんの目に映った大手川はどんな作品に仕上がったのでしょうか。
大手川だよりでは皆さんの作品をお待ちしていますのでお送りくださいね。
またこの季節は、海で育ったアユが川へのぼってくる時期でもあります。京丹後市の宇川では4月初めにアユの群れが遡上する様子が確認されました。
大手川でもアユが川に戻り始めているはずですが、こちらの情報もお待ちしています!
→国土交通省のホームページではアユの遡上前線マップが公開されています(外部リンク)
本文でもお知らせしました通り、中橋の工事現場では5月中旬から新しい橋の完成まで、宮津幼稚園と宮津小学校の間の市道が車両通行止になります。
歩行者と自転車は通行可能ですが、小学校と幼稚園という小さなお子さんの出入りの特に多い場所ですので、通行される際はくれぐれもご注意ください。
丹後土木事務所 災害対策室 ダイヤルイン電話 0772-22-3243
お問い合わせ
丹後広域振興局建設部 丹後土木事務所
宮津市字吉原2586-2
電話番号:0772-22-3244
ファックス:0772-22-3250