丹後広域振興局
ここから本文です。
市役所横のふれあい広場を施工ヤードとするために樹木の仮移植が必要になりました。
夏場の移植になることから、通常の移植方法ではすべての樹木を枯らさずに残すことは困難なため、 “エコユニット工法”という新工法による移植を実施することとしました。
この“エコユニット工法”とは樹木を土の付いた根っこごと掘り起こすため移植後の活着率が高く、樹木と一緒に土壌などの周辺環境全体を一度で移植できるというメリットがあります。
移植状況
9月8日(土曜日)にKTR宮津川橋りょうに係る工事説明会を城南公民館で開催しました。今後は測量、仮囲いの設置などの工事準備の後に、10月から本格的な工事を実施する予定です。
工事実施期間中には、大手川右岸の府道(KTR高架下部)の車両通行止め等の交通規制や建設資材等の搬入出でご迷惑をおかけすることとなりますが、御協力をお願いします。
なお、工事については、大鉄工業・金下建設JVが施工します。
今後、松原橋から上流についても本格的な工事に着手しますが、これに先立って川沿いの家屋を事前に調査します。
工事では、隣接する家屋への影響がないよう注意して行いますが、この調査は、やむを得ず生じる振動などで建物への影響を把握するため行うものです。関係者のみなさまには、後日、調査のお願いに参りますので、どうか御協力をよろしくお願いします。
お気づきの方もおられるかと思われますが、大手川改修工事ではダンプトラックに付けている“エプロン”と同じデザインのステッカーをヘルメットに貼っております。
これは地域の方が大手川の工事の作業員であると一目で分かるだけではなく、作業員の一体感を高め、常に地域から注目を浴びているという緊張感を持ちながら作業を行うといった効果が期待できる取組みです。
これからはダンプだけではなく作業員の頭にも注目してみてください!
「多自然川づくり」とは、「河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史・文化との調和にも配慮し、河川が本来有している生物の生息・生育・繁殖環境及び多様な河川景観を保全・創出するために、河川管理を行うこと」と位置付けられています。
こんな風に書くとちょっと難しく思えますが、「地域の暮らしと密着し、かつ生き物が自由に活動できるような川づくり」とでも言えばいいでしょうか。
以前は「多自然型川づくり」と呼ばれていましたが、画一的だということで、「型」が取られて今の言葉になりました。一般的には「近自然河川工法」と言った方がとおりがいいでしょう。
大手川ではこの考えに基づき、これまで以上に自然豊かで市民のみなさんに親しんでいただける川づくりを心がけていきたいと思います。
ちょっと濁っていますが、こういった景観を残したい。(写真は上宮津保育所裏の大手川)
目指すところは、ご存じ四万十川かな?
丹後土木事務所では、積極的な情報発信に努めており、とりわけ「大手川だより」は、その取り組みの代表的なものではないかと考えております。
作成する側としては、このような情報の内容でよいのではないかと考えて作成するわけですが、見ていただく側の意見や感想がどのようなものであるかということが分かりづらいものです。
先日、他県の土木事務所の方から「大手川だより」の用語の解説が分かりやすかったというご感想をいただいたのですが、そうしたご意見や感想を聞かせていただくと作成する側としては、大いに参考や励みになります。
本サイトや「大手川だより」を見ていただいた方のご意見やご感想をお待ちしておりますので、お気軽にお寄せいただきますよう、よろしくお願いいたします。
大手川フォトクラブでは、引き続き写真を募集しています。
大手川を題材とした写真であれば何でもかまいませんので、どしどしご応募ください。(大手川改修記念誌が発行されれば掲載されるかも?記念誌発行は未定ですが。)
災害対策室 ダイヤルイン電話 0772-22-3243
お問い合わせ
丹後広域振興局建設部 丹後土木事務所
宮津市字吉原2586-2
電話番号:0772-22-3244
ファックス:0772-22-3250