丹後広域振興局
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地域の子供たちに大手川について理解や親しみを深めてもらうために
平成12年度から実施している「大手川リバーウオッチング」を
今年(2010年)も開催しました。
これまでは川にすんでいる生き物の観察や水質調査などを、大手川の松原橋付近で行ってきましたが、今回(2010年)は調査地点となる地点が改修工事中のため、少し趣向を変えての開催となりました。
主催 | 宮津市、大手川改修促進協議会 |
共催 | 京都府丹後土木事務所 |
日時 | 2010年7月28日(水曜日) 12時30分から16時30分 |
実施場所 | 宮津野田川道路(仮称)宮津6号橋 大手川支川・今福川の「今福の滝」 |
対象 | 宮津小学校及び上宮津小学校の4年生の希望者13名 |
内容 |
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まずは、宮津野田川道路(仮称)宮津6号橋の上から大手川を見学します。
宮津天橋立インターチェンジに集合し、いざ出発!
大手川改修促進協議会の平野副会長による挨拶の後、京都府道路公社職員から、宮津野田川道路や料金所の工事、トンネルや宮津6号橋について教えてもらいました。
宮津天橋立料金所横に集合(写真左)
後ろに見えるのが工事中の宮津天橋立本線料金所(写真右)
大手川が見える位置まで宮津6号橋を歩きました(写真左)
今はどこにいるのかな?パンフレットで確認中(写真右)
橋の上から大手川を見学しました。
いつもは下から見上げるだけの宮津6号橋からは、蛇行しながら流れる大手川がよく見渡せました。
宮津6号橋の上で大手川改修工事について説明中(写真左)
このギザギザは何だろう?気温による橋の伸縮について教えてもらいました(写真右)
帰り道は今日の記念にチョークでお絵かきを楽しみながら(写真左)
記念撮影した写真のうしろに見えるのは、第12トンネルの本坑(右)と避難坑(左)です。
開通したら絶対に歩いては通れない橋ですからよい記念になったのではないでしょうか。
その後、大手川の支川・今福川にある「今福の滝」へ移動。
地元の方に滝について教えていただいた後、滝つぼでの生き物観察や水質調査を体験してもらいました。
今福地区・村づくり委員会の中川さんの案内で今福の滝の眺望所へ。
途中珍しい植物を見つけて、中川さんの説明に聞き入る子供たち。
今福の滝は知る人ぞ知るスポットで、その高さも水量もかなりのもの!
初めて訪れた子供も多く、滝の真下での生き物観察や釣りを楽しんでくれました。
丹後保健所職員と一緒に水質調査中。
水の汚れぐあいを調べる「CODパックテスト」にチャレンジ!
水の澄み具合も透視度計で確認しました。
険しい場所をものともせず、女の子たちも熱心に調査に励みました。長さ3メートルのひもの先につけたボールを流して川の流れの速さ「流速」を測ります。
生き物調査中。石を裏返しては見つけた生き物を互いに見せ合います。
滝の真下で水しぶきを浴びながらもこの集中力!
職員手作りの竹竿で魚釣りにも挑戦。タカハヤ等がたくさん釣れました。
見つけた生き物をみんなで確認しました。
真剣な表情で調査用紙に書き込む子供たち。
みんなが調べてくれた結果は、「身近な川の生物調査」に報告します。
大手川が改修工事の真最中のため今年は開催できるか微妙でしたが、子供たちの笑顔を見ると、川とふれあう機会をなんとか…と企画した甲斐がありました。
丹後土木事務所 河川砂防室 災害対策担当
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