丹後広域振興局
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(所在地:京丹後市網野町塩江地内)
湾奥部の狭い海岸から海底にかけて、小豆大からそら豆大の美しく磨かれたチャートの小石が存在し、これが五色浜の地名の起源になっています。
五色の石の大部分は秩父古生層のひとつの構成メンバーであるチャートの礫が何回も何回も流水や波浪で磨かれ、堆積にしては風化侵食されて流されては堆積し、それが五色流紋岩質の噴出に伴う火砕流に巻き込まれてヒロイソなどを作っている五色流紋岩質角礫凝灰岩層を作った。
そしてこの凝灰岩が風化分解して、五色浜の谷の上流部から流し出されたものである。このチャートは風化に強いので、このような何回も何回も堆積し、岩石化した風化、侵食、運搬、堆積、岩石化の作用を繰り返し小さくなってよく磨かれた状態で残っている。(現地にある五色浜園地説明版から引用)
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