野田川災害復旧助成事業の完成について

-地域の生命と財産を守るために-

平成20年3月17日
京都府丹後土木事務所

台風23号による災害を復旧するだけではなく、併せて治水安全度の向上に取り組んできた野田川災害復旧助成事業が完成しました。 堤防を高くしたり、河床を掘削し河幅を広くすることにより、台風23号規模の洪水がおきたとしても、安全に流すことが可能になります。

 平成16年10月の台風23号により、与謝野町（よさのちょう）加悦（かや）地区（旧加悦町（かやちょう）の中心市街地）では、二級河川野田川の堤防が決壊し、家屋の浸水や損壊など甚大な被害を受けました。

これを受け丹後土木事務所では、単に災害を復旧するだけではなく、堤防を高くしたり河幅を広くするなどの災害復旧助成事業を平成16年度から着手し、総事業費約15億円をかけ、このたび計画区間の全ての工事が完了しましたので、お知らせします。

事業概要

事業名

• 河川災害復旧事業（河川名：二級河川野田川）

場所

• 京都府与謝郡与謝野町後野（うしろの）から金屋（かなや）地内

概要

• 工事延長　L＝1,190メートル
• 河川拡幅及び掘削、築堤工、護岸工
  橋梁1基、井堰改築2基
• 計画流量毎秒300立方メートルから120立方メートル
  （台風23号災害規模の洪水が安全に流下できる河川）

事業年度

• 平成16年度から平成19年度

総事業費

• 　約15億4千万円

完了日

• 平成20年3月14日

位置図・写真

（位置図）

（完成時）

概略平面図

被災時

事業の効果（イメージ断面図）

写真

写真左は「工事着手前」、写真右は「工事完成後」です。

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