事務所紹介
丹後土木事務所の沿革・管内の概要などを紹介します。
組織の沿革
明治44年
- 京都府第4区土木事務所として発足。事務所は与謝郡役場内(宮津町所在)。管轄地は与謝郡、中郡、竹野郡。
大正10年
- 第6区土木事務所(管轄地 加佐、与謝郡(一部除く))、第7区土木工営所(管轄地 中郡、竹野郡、熊野郡)となりました。
昭和6年
昭和10年
- 第7区土木工営所を峰山土木事務所に改称、即ち網野臨時土木事務所、久美浜臨時土木事務所を独立しました。
昭和17年
- 宮津土木事務所を宮津土木工営所に改称する。臨時土木事務所を廃止し、峰山土木工営所に改称しました。
昭和28年
昭和37年
- 庶務課、技術第一課、技術第二課の三課となりました。
昭和47年、昭和48年
昭和54年
昭和56年、昭和61年
昭和57年
昭和63年
- 技術第一課、第二課を道路計画課、河川砂防課に改称し、6課4係となりました。
平成12年
- 地方振興局建設部となる。また、庶務課を総務契約課に改めました。
平成16年
- 振興局の再編に伴い、各建設部(宮津、峰山土木事務所)が合併し、新たに丹後広域振興局建設部(丹後土木事務所)となりました。また、課制を改め室制を導入、企画調整室を新設し、7室制となりました。
平成17年
- 平成16年10月20日から21日の台風23号に伴う災害復旧のため、災害対策室を新設し、8室制となりました。
平成22年
- 大手川改修事業の進捗により、災害対策室を河川砂防課災害対策担当として再編し、7室制となる。
平成29年
平成31年
- 災害対策に係る体制強化のため、峰山出張所を設置する。
令和2年
管内の概要
位置
- 当管内は、宮津市及び与謝郡の伊根町及び与謝野町(平成18年3月1日に加悦町、岩滝町、野田川町の3町が合併)並びに平成16年4月に丹後6町(峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町)が合併して誕生した京丹後市の2市2町で構成され、丹後半島全域を含む京都府の最北端に位置しています。
- 東は舞鶴市、西は兵庫県豊岡市、南は福知山市に隣接し、北は日本海に面します。
地勢
- 面積は840.20平方キロメートルで京都府全体の18パーセントを占めている。その大部分は林野で全体の77パーセントを占め、平野部は河川の流域及び海岸沿いに開けています。
- 府管理河川は、69河川・延長約318キロメートル(府全体の管理延長に占める割合:約17.2パーセント)で、地域を潤すと共に自然豊かな水環境を形成しています。
- 日本海に面した海岸線は、総延長198キロメートルの隆起海岸、リアス式海岸で、天然の良港に恵まれると共に、その美しい景観から山陰海岸国立公園、丹後天橋立大江山国定公園に指定されています。
気候
- 4月から9月にかけては晴天の日が続き、穏やかな気候ですが、秋冬期にかけては、しぐれや降雪の日が多く、特に山間部の多いところでは1メートルを越える積雪があります。
- また、秋期には、当地方特有の”うらにし”の気象現象があります。
冬期の道路等における除雪対策は、行政の重要な施策の一つとなっています。
交通
- 道路網は国道4路線(176号、178号、312号、482号)・延長約200キロメートル、府道63路線・延長約422キロメートル(府全体の管理道路延長に占める割合:約28パーセント)を中心に形成されています。
- また、高規格幹線道路である京都縦貫自動車道は平成27年7月18日に全線開通し、京阪神や府南部地域との交流促進に大きく貢献しています。
- 更に、それに続く鳥取豊岡宮津自動車道(約120キロメートル)については、平成28年10月30日に与謝天橋立IC~京丹後大宮IC間で供用を開始しました。現在では、京丹後大宮IC~(仮)大宮峰山IC間の事業が進められています。
- 鉄道は、京都丹後鉄道株式会社(丹鉄)の宮津線(西舞鶴から豊岡間:83.6キロメートル)が管内を東西に横断し、宮福線(宮津から福知山間:30.4キロメートル)と一体化して交通の基幹をなし、丹後海陸交通株式会社などの地方路線バスが各地を結ぶとともに、京都駅・大阪駅との間に丹後海陸交通株式会社、阪急バス株式会社によって高速バスが運行されています。
所管区域