食べることは心身を作るための基本
私が、農業を始めたのは、食品関係の会社で働いた事がきっかけです。
大学卒業した後、上京し、食品会社に入社しました。
そこで配属された部署では、自社食品を広める広告関係の業務に関わり、食べることの大切さについて学ぶきっかけとなりました。
食べることの大切さとは、“食べることは心身を作るための基本である”ということです。
なぜなら、食べるものによって人間らしさを生み出す感情や、生命を維持させる体の機能を作っているからです。
こうした気づきから、我が子含め多くの人に、健康で美味しいもの食べさせる必要があると思い地元丹後へ帰ってきました。
就農後は、慣行栽培から有機栽培に切り替えたり、学校の出前授業に行き食の大切さを子供達に伝えたりと食の大切さを意識した活動を続けています。
特に、子供達が毎日共通の食事をする学校給食に可能性を感じ、地元産野菜の供給を増やす取り組みにも関わっています。