【開催概要】京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会(第14回)
1開催日時
平成28年11月28日(月曜)午後2時から3時
2開催場所
京都平安ホテル「朱雀の間」
3出席委員
武田座長、大溝委員、髙木委員、田中委員、辻委員、長谷川委員、森委員、山中委員、渡邉委員
4議事
「山城総合運動公園における通年型アイススケート場」に係る意見整理について
5主な意見(・委員意見 →府)
施設の規模等について
- 駐車場はスケート場専用という考え方でよいか。
→適地として考えている未利用地の中に、スケート場専用の駐車場を整備するよう考えている。
民間活用と府の関わりについて
- 施設が出来上がったのに運営する民間会社がいないのが一番困るので、設計の時から運営をしてくれるところを考えておいた方がいいのではないか。
→スケート連盟から要望を受けた際に、連盟の方で実際に協力できるところを当たっており、具体的な協力民間会社があると聞いている。
→京都府としても公共的な要素を持った施設という観点から、中長期的に運営ができて、安定的に施設が存続できるかどうかについて、スケート連盟からヒアリングをして、その適否について確認をした上で、前に進めていく必要があると考えている。
- 参考1の下の表に守口スポーツプラザの利用者は9万人あったが、残念ながら閉鎖と言う説明があった。京都府の想定も同じ9万人ということなので、なぜ閉鎖することになったのか聞かせてほしい。
→守口の場合は、管理者であるUR都市機構が国の事務事業の見直しで施設管理事業から撤退、都市整備を中心に事業を行うこととなったため、今の施設でも一定の利用者はあったが閉鎖を余儀なくされたと聞いている。
→京都で行う場合についての経営見通しについては、今後スケート連盟とヒアリングしていく中で、府としてもしっかり精査した上で、判断していきたいと考えている。
- 用地は民間の業者に賃貸するのか。建築は民間がするのか。
→用地については、他府県のこれまでの民間連携の状況で言うと、無償で貸しており、上の建物については全て民間が投資をして、利用者収入等を元に資金回収をしていくという形態である。
- 建物を建てる、運営も民間に任せると言うことであれば、民間の会社が潰れることがあっては大変、長期的に考えているとは思うが、そのあたりが一番心配。
- 十分に民間との話がついた上で委員も了承されるものだと思うので、対応をお願いしたい。
まとめ
- 9月末から開催してきて、今日もいろいろ意見が出たが、事務局から4つの観点でまとめていただき、座長もそれについてまとめられた。必要性、規模、場所、民間活用について、概ね委員の意見がまとまったと思っているので、この後知事への報告ということだが、方向性は定まっているので、後は座長に一任して進めていただければと思うがいかがか。
- トップアスリートから子供たちまでスケートを経験できる通年型の練習場を作っていただくという方向で話が進んでおり、非常にうれしく感じる。一点だけ観客席について、練習機能に特化した施設ではあるが、小さい子供たちが滑っている時に保護者が座って見られるような座席くらいは、必要ではないかと思っている。
(座長)
- 意見のとりまとめについては座長に一任という意見に賛同していただいたので、わたしの方でまとめたいと思う。
まとめができたら委員に送付する。知事への報告については、12月議会もまもなく始まり、知事の日程も混んでいることと思うので、日程調整をした上で報告をしたいと思うのでよろしくお願いしたい。
資料