【終了報告】亀岡市都市計画公園及び京都スタジアム(仮称)に係る環境保全専門家会議(第42回)の開催概要
開催日時
令和元年9月9日(月曜日)午後6時00分から8時45分
開催場所
メルパルク京都6階会議室C
出席者
【委員】
村上委員(座長)、岩田委員、竹門委員、辻村委員、平井委員、堀野委員、松井委員
【オブザーバー】
江戸オブザーバー、迫オブザーバー、日下オブザーバー、澤志オブザーバー
【要綱第5条関係人】
渡辺亀岡市アユモドキ再生事業検討委員会委員
阿部亀岡市アユモドキ再生事業検討委員会委員
【事務局】
京都府:文化スポーツ部山本理事、井口スポーツ施設整備課調整担当課長他
亀岡市:石野副市長、並河まちづくり推進部長他
報告
- ラバーダム操作に伴うアユモドキ救出活動状況報告について
議事
(1)第40、41回環境保全専門家会議開催概要(案)について
(2)京都スタジアム及び亀岡駅北土地区画整理事業におけるアユモドキ保全のための取り組み状況について(中間報告)
- 京都スタジアム整備
- JRアンダーパス部整備
- ラバーダム(堰)の修繕、曽我谷川と桂川の合流部上流におけるワンドの整備について
- 今後の課題
(3)その他
意見など
(2)京都スタジアム及び亀岡駅北土地区画整理事業におけるアユモドキ保全のための取り組み状況について(中間報告)
1.京都スタジアム整備
- 「はじめに」について、「次回の環境保全専門家会議で報告したい」と言う表現となっているが、公園事業についてもとりまとめていくものであることから、その事が分かる表現とすること。
- 「地下水モニタリング調査」のとりまとめについて、水質変化の要因が工事以外のものによるとあるが、工事期間中に変化がなかったという表記とするとともに、各調査孔により水質変化に個性があることをとりまとめに記載するのが良い。また、水質変化があった調査孔について分析したところ、前日までの降雨量や河川水位等による影響が大きいことが分かったが、より分かりやすくするため水質変化のなかった調査孔についても記載するのが良い。
- 「アユモドキ飼育等個体観察」について、0.2ルクスがどのような明るさなのか記載するのが良い。さらに、今回の実験結果は、飼育個体を使用したものであることを明記し、自然状態のアユモドキも同様の結果となるとの誤解を招かないようにすること。
- 今後、アユモドキの待避場所設置に関する効果検証を行う必要があり、モニタリング調査の方法や検証方法について検討すること。
2.JRアンダーパス部整備
- 薬液注入とグランドアンカーの施行に伴うモルタル注入による地下水への影響の有無の判断材料として、注入する薬液や注入材の性質(pH)を明記し、工事の影響を薬液や注入材の性質側にpH値が変動したかどうかで判断するほうが分かりやすい。
3.ラバーダム(堰)の修繕、曽我谷川と桂川の合流部上流におけるワンドの整備について
- ラバーダム(堰)に係る魚道の設置やラバーダム下流の水たたき部分の改修については、ともにアユモドキの遡上に関連する事項なので今後検討する。
- ワンドの整備について、新たな越冬場として整備を行うが、湧水量を踏まえた場合、もう少し上流に延伸すると実効性が上がると考えられる。
4.今後の課題
- 文書の最後に、「これらの取り組みについては、別途とりまとめる予定である。」と追記すること。
- アユモドキ以外の希少種の保全対策についても記述する必要がある。
- 広域的なアユモドキ生息環境の改善に係る取り組みについて、課題を構造化し、優先順位をつけて進めていく必要がある。
- 広域的なアユモドキ生息環境の改善に係る取り組みについて、いろいろと挙げられているが実現できているものは少ない。具体化に向けてのスケジュールを示す必要がある。
- スタジアム運営に関する課題も今後、整理する必要がある。
- スタジアム内の展示スペースの整備について、アユモドキ保全等の普及啓発のため早急に議論をする必要がある。
資料
次第(PDF:131KB)
資料1(PDF:573KB)
資料2(PDF:647KB)
資料3(PDF:811KB)
資料3-1-1(PDF:5,679KB)
資料3-1-2(PDF:5,659KB)
資料3-1-3(PDF:3,678KB)
資料3-1-4(PDF:3,887KB)
資料3-2-1(PDF:5,428KB)
資料3-2-2(PDF:5,389KB)
資料3-2-3(PDF:3,298KB)
資料3-2-4(PDF:1,888KB)
資料3-3-1(PDF:2,938KB)
資料3-3-2(PDF:2,236KB)
資料3-5(PDF:292KB)