京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会(第9回)の開催概要
1 開催日時
平成25年4月25日(木曜)午後6時から7時30分
2 開催場所
ルビノ京都堀川「アムールの間」
3 出席者
【委員】
桝岡座長、今井委員、内田委員、勝間委員、田中委員、辻委員、真山委員、水野委員、南元委員、山本委員
【事務局】
文化環境部中井部長、姫野副部長、中島理事、坂本スポーツ振興室長他
4 議事
(1)報告事項
- 施設整備関係予算の状況及び懇話会設置要領の改正について
(2)意見聴取
- 「京都スタジアム(仮称)の整備に向けて(素案)」について
- 「京都トレーニングセンター構想(案)」について
- 「京都スポーツヒル構想(案)」について
5 主な意見
- 府立施設の整備だけではなく、広域的施設への支援を新たに制度化されたことは心強い。
- 構想はよいものができたので、これを実現してほしい。府民が楽しめることも大切だが、競技ができる立派な施設が欲しい。もう少し工夫すれば競技大会に対応できる施設もある。京都市域に近いところで大きな大会に対応できる立派な施設があればありがたい。
- サッカーでいうと、大規模な大会になれば収支は重要な観点。京都で国際大会を開催しようと思っても、収容人数の大きい大阪のスタジアムに取られてしまうということは考慮しておくべき。
- 球技場の周辺整備について、例えば周囲にどういうスポーツ施設を作るのかといった構想が見えてこない。亀岡市とよく話し合い、目指すものを示して欲しい。
- よい施設を整備していくのは大切なこと。考えて作っても、後で足りないものは出てくる。例えば丹波のトレーニングセンターにしても、使い始めた後から、不足していた部分はないか検証し、よりよい施設にできるよう余地を残しておくべき。ジュニアアスリート育成の拠点として府外からも利用者が来るような施設にしてほしい。
- これから人口減少、少子化の時代に入る中、必ずしも大きな施設が必要なのか。後の維持管理をどうするのか、経営面の考慮も必要。将来的な施設管理も考慮し、身の丈に応じた施設規模に落ち着いていくのではないか。
- 他府県で宿泊施設とトレーニング施設が併設されているところもあるが、それぞれの施設管理が別の仕組みになっており、宿泊の予約が取れてもグラウンドの予約が取れないといった事例もある。両方がうまくリンクするような仕組みにしてほしい。
- 「立派な施設」と言っても人によって感覚が違う。亀岡市のまちづくりや周辺整備を府と一緒に考えていかなければ、球技場施設だけがある寂しい場所になり、せっかくの施設が利用されず無駄な施設とも言われかねない。都市計画、まちづくりの位置づけをしっかりすることが必要。一般府民からの支持を得るためには、球技場の計画と周辺整備の計画をセットで説明していくことが必要ではないか。
- 亀岡市も財政状況が厳しく、商業施設も必ずしも順調ではない。球技場を起爆剤に人が呼び込めるか、楽観的な見通しではなくシビアな検証による説明をしなければ厳しいのではないか。世間の目は厳しいということを意識することが必要。
資料