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令和3年7月2日(金曜日)午前9時20分から午後2時40分
京都府庁旧本館 旧議場
石原委員長、奥野委員、辻本委員、鳥居委員、モナト委員
府民利用施設のあり方検証について
(1)丹後王国「食のみやこ」
京都府北部の経済を支えるためにも必要な施設であり、地域資源や近隣施設との組合せで観光コースになり得ることから、海の京都の名物施設になることを期待する。
アンケート等により、利用者ニーズに合致したサービスが提供できる体制を更に強化し、利用者満足度を高めてほしい。
(2)府民の森ひよし
立地、地形からすると、類似施設を参考とすれば、もっと設置目的を高いレベルで達成できる開発・改善が期待できる。
スプリングスひよしなど魅力ある近隣施設と連携し、エリア一帯での利用向上につながる施策が必要である。
(3)陶板名画の庭
近年はSNS効果で若者の来場者が増加しているが、今後発生する施設維持管理コストを勘案すれば、このまま継続し続けるのかどうか考え直す段階にきている。
今後進展する北山エリアの整備の中で、本施設を単体で管理するのではなく、総合的な運営管理等を検討されてはどうか。
(4)長岡京記念文化会館
今後必要な大規模工事の財源負担について、地元自治体との調整・結論を急ぐ必要があり、負担の軽減に当たっては、公民連携の手法を幅広く検討されたい。
交通の利便性が高い立地から稼働率向上に向けて、地域住民のみならず、鉄道沿線の地域に対しての広告宣伝活動を充実してはどうか。
(5)中丹文化会館
今後必要な大規模工事の財源負担について、地元自治体との調整・結論を急ぐ必要があり、負担の軽減に当たっては、公民連携の手法を幅広く検討されたい。
今後のハード投資の費用とアフターコロナの文化戦略構築というソフト費用をあわせて検討し、本施設を核とした地域の文化を育てるための新たなあり方を検討されたい。
(6)丹後文化会館
丹後地域の文化振興拠点として、他に代替施設がない一方で、今後必要な大規模工事の財源負担について、地元自治体との調整・結論を急ぐ必要があり、負担の軽減に当たっては、公民連携の手法を幅広く検討されたい。
地域の文化拠点であり、丹後地域の子育て期の親子の文化とのふれあいの場や学びの場としても大切な役割を担う施設でもあることから、府市での検討に期待する。
(7)京都文化博物館
年齢に関わらず、誰もが京都の文化をはじめとして様々な文化を楽しめる企画や物販・飲食の機能強化等で来場者を増やし、京都観光のゲートウェイとして府民も観光客も気軽に立ち寄れる施設を目指すのはどうか。
文化施設として、専門家の育成もミッションであり、学芸員などの人材育成についても課題意識を持って取り組まれたい。
(8)総合社会福祉会館
貸会議室について、平日や夜間等の空き時間の営業活動の推進によって、社会福祉と関係がない団体や案件に利活用され、施設の設置目的や意義も改めて周知できるのではないか。
地下鉄と直結したアクセスの良さと御所近くの環境を考えると、更なる会議室の利用率の向上を期待する。
(9)ぶらり嵐山
高齢者や障害者の社会促進に資する拠点として、施設の目的を分かりやすく発信するとともに、立地を活かして一層アピールする必要がある。
設置目的に沿った広報を真っ直ぐにした方がよい。設置目的とミスマッチな来訪者が多い状況と察する。例えば「SDGs」を軸としたプロモーションなど、広報のあり方を見直すことで良いマッチングが達成できると考える。
(10)洛西浄化センター公園
汚水処理場の上部空間を有効活用していることを評価する。アクセスが悪い場所にもかかわらず、収益性は良好である。
施設の更なる有効活用の観点から、民間活力の導入により、負担のより一層の軽減が可能ではないか。
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