ここから本文です。
★NHK
私の自宅にも知らない相手から電話がかかってきたり、スマートフォンにショートメッセージ(SMS)が送られてきたりします。
個人情報については、気を付けて管理しているつもりなのですが。
☆相談員
個人情報の管理はとても難しいです。
今回は、その個人情報を聞き出す電話に答えてしまったというご相談に関するお話をさせていただきます。
★NHK
私は関西ラジオワイド「消費者注意報」で、発信番号が非通知であったり発信者に心当たりがない電話には、出ないか、出てしまったらきっぱり断ることと学んでいるので、しっかり対応をしています。
☆相談員
はい。しかし、普段注意していたのにトラブルに遭ってしまったというご相談が寄せられています。
自宅の固定電話に総務省やNTT東日本およびNTT西日本をかたり「これから2時間後に通信できなくなる」などという電話がかかってきたというご相談が各地の消費生活センターに寄せられています。
★NHK
確かに、急に電話が使えなくなると困ります。
スマートフォンを持っていたとしても、固定電話が使えなくなると言われると、とっさに話を聞いてしまいます。
☆相談員
そうですよね。「2時間後にこの電話が使えなくなる。オペレーターと話す方は1番を押すように」と言われると、直接話を聞きたいと焦って1番を押してしまいますよね。
その後オペレーターとつながり、内容を確認してもらうために住所、氏名、生年月日などの個人情報を伝えた。相手にどこからの電話であるかを確認するため、電話番号や会社名を訪ねたが、NTTカスタマーセンターですとしか言わず、その後「間違いでした」といって一方的に電話を切られた…
普段は気を付けて管理している個人情報を安易に伝えてしまうように誘導されるのです。
★NHK
確かに、総務省やNTT東日本・NTT西日本などの公的な機関からの電話となると信用してしまいます。
特に日々の暮らしに欠かせない内容について不安をあおられると、個人情報を安易に伝えてしまうかもしれません。
☆相談員
安易に伝えてしまうと大変な被害に繋がることがあります。
このような電話から、高額な詐欺被害に発展した事例をご紹介します。
★NHK
高額な詐欺被害ですか。どのような詐欺被害でしょう。
☆相談員
家の固定電話に公的機関を名乗る者から電話があり「あなたの保険証が不正利用されている。被害届を出してください。出してくれた被害届を警察に転送します。」と言われました。
その後、電話の相手が警察官に代わり「あなたは、あなた名義の口座をマネーロンダリングに利用している容疑者です。詐欺グループではないことを警察に申し出れば金融の所轄省庁が検査します。」と言われたそうです。
★NHK
このようなことを言われると、焦りますよね。
このあと、どうなったのでしょうか。
☆相談員
「警察官」とか「金融の所轄省庁」という言葉で信用してしまい、その2名とメッセージアプリでやり取りをして、画面共有するよう誘導されました。
指示されるまま操作をして、知らぬ間に約7千万円を送金して仮想通貨を購入したことになっていたそうです。
★NHK
すごい高額ですね。
大切な預金を、自分の意志ではないことに使われてしまっていたということですね。
このような被害に遭わないためにどうしたらよいでしょう。
☆相談員
非通知や知らない番号からの電話は、不審な電話の恐れがありますので、普段から慎重になりましょう。
電話の中で個人情報を聞き出そうとしているため、個人情報は絶対に伝えないでください。
知らない番号からの電話で個人情報を聞かれた場合には答えないこと、自動音声ガイダンスが流れた場合には、最後まで聞かずに電話をすぐ切ることも大切です。
★NHK
ちょっとした気のゆるみが最悪の事態を招くこともあるのですね。
電話の途中で不審に思うことがあれば、すぐに電話を切るようにしたいと思います。
本日はどうもありがとうございました。
消費生活に関するご相談は、消費者ホットラインを利用して最寄りの消費生活センターにご相談ください。
電話番号は局番なしの188(いやや!)です。
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016