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5月31日第777号

1.子どもでも簡単に支払えるネット通販にご注意
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例>
小学生の娘が、数カ月前に親の同意なしで娘のスマホでネット通販を利用し、洋服や文具等を購入していた。
先日、コンビニ後払い決済業者から約8千円の請求書が届いた。商品を使用しているので今回は支払いをするつもりだが、未成年なので取り消しができる場合もあるのか。(当事者:小学生)

<消費者へのアドバイス>

  • 買い物時にお金がなくても先に商品を手に入れ、後からコンビニ等で代金を支払うコンビニ後払い決済は、ネット通販でよく利用されています。決済サービスによっては電話番号等の簡単な情報だけで利用できるため、クレジットカードなどが持てない子どもでも利用できるものの、代金を支払えなくなるトラブルもみられます。
  • コンビニ後払い決済を使う際は、必ず親権者等の同意を得た上で、代金を自分で支払えるかどうか確認しましょう。
  • ネット通販を利用する際は、契約時・解約時の条件や契約内容をよく確認することも大切です。ルール等を家族でよく話し合っておきましょう。
  • 未成年取り消しができる場合があります。困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

 

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support208.html(外部リンク)

<啓発資料>
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/support208.pdf(外部リンク)

2.アームリング付き浮き具による子どもの溺水事故が発生!浮き具をつけても安心しないで
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例>
子どもの水辺での遊戯用補助具として、左右のアームリングと胸部の浮き具(浮力体)が一体となった「アームリング付き浮き具」がインターネット通信販売等で販売されており、様々な形状のものが見受けられます。
今般、2023年12月、「医師からの事故情報受付窓口」に、アームリング付き浮き具を着用中に子どもが溺水したとの情報が寄せられました。当該商品は、浮力体が胸にくるように着用する想定のものでしたが、事故当時は浮力体が背中側にくるように着用していました。当該商品では、そのような逆向きに着用すると水面で仰向けになりにくい傾向があり、また、一度うつ伏せになると元の姿勢に戻りづらくなることが考えられます。その場合は水面から鼻と口を出して呼吸をすることができなくなり、溺水するおそれがあることから、正しい向きでの着用が重要です。しかし、当該商品では身体に対して浮力体が前後どちらの向きでも着用できてしまう構造のものでした。

<消費者へのアドバイス>

  • アームリング付き浮き具はライフジャケットとは異なり、命を守るためのものではないことを理解した上で正しく使いましょう。
  • 水遊びの際は必ず保護者(監督者)も子どもと一緒に水に入り、万が一の場合に備え、すぐに手を差し伸べられるように寄り添いましょう。
  • アームリング付き浮き具は、着用の向きやベルト等の緩みによって溺水の危険が高まります。命にかかわりますので、必ず正しい向きを確認し、浮力体が身体に密着するように正しく着用しましょう。
  • アームリング付き浮き具は、海や川などの自然領域での使用には適しません。海や川などの自然領域では、子どもの身体に適したサイズのライフジャケットを正しく着用しましょう。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240522_1.html(外部リンク)
<報告書本文>
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20240522_1.pdf(外部リンク)

3.令和6年度食に関するセミナー(第1回)
「知りたい!輸入食品」の開催について
~近畿農政局からのお知らせ~

<日時>
令和6年6月26日水曜日13時30分~15時

<場所>
近畿農政局第1会議室及びオンライン会議室(Teams)
(京都市上京区西洞院通下長者町下る丁子風呂町)

<開催内容>

  1. 検疫所における輸入食品の安全性確保の取組みについて
    厚生労働省神戸検疫所担当官
  2. 食料・農業・農村基本法について
    近畿農政局企画調整室担当官

<参加対象者>食に関心のある消費者

<参加費>無料

<参加方法>

  • 会場(定員:20名)
  • オンライン(定員:60名)(Teams利用)

いずれも先着順。定員になり次第締め切ります。

<申込方法>
インターネットによる受付フォームにて、必要事項をご記入の上、お申し込みください。
インターネットによる申込先URL
https://www.contactus.maff.go.jp/j/kinki/form/syokusemina6-1.html(外部リンク)

<申込期限>令和6年6月21日金曜日

(詳細)近畿農政局ホームページ
https://www.maff.go.jp/kinki/press/syouhi/seikatu/240527.html(外部リンク)

<お問い合せ先>
近畿農政局消費・安全部消費生活課(担当:西野、折口)
電話075-414-9771/メールアドレスkinki_consumer_information@maff.go.jp

 

 

4.京都府コンシューマーボランティアステップアップ&養成研修「キャッシュレス決済のキ・ホ・ン!」のご案内
~京都府消費生活安全センターからのお知らせ~

<日時>
令和6年6月27日木曜日14時~16時(開場13時45分)

<場所>
京都経済センター3階会議室3-F
(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地)

<プログラム>

  1. 講演「キャッシュレス決済のキ・ホ・ン!」
    講師:山本正行氏(山本国際コンサルタンツ合同会社代表)
  2. 京都府の消費生活相談の状況
    講師:京都府消費生活相談員

<参加費>無料

<参加対象者>どなたでも参加可です

<定員>
会場参加:50名(先着順)
オンライン参加:定員なし(ZOOMウェビナー利用)

<申込期間>
6月1日土曜日~6月20日木曜日

<申込方法>(1)(2)いずれかの方法でお申し込みください。

  1. 京都府ホームページ「京都府コンシューマーボランティアステップアップ&養成研修『キャッシュレス決済のキ・ホ・ン!』」内の申込フォームから申込みhttps://www.pref.kyoto.jp/shohise/stepup20240627.html
  2. メール又はFAXでの申込み
    以下の申込先に、氏名・電話番号・参加方法(来場又はオンライン)・メールアドレス(又は住所)を記載して送信
    [申込先]NPO法人コンシューマーズ京都
    E-mail:info@consumers-kyoto.net
    FAX:075-251-1003

<主催>京都府

<企画>NPO法人コンシューマーズ京都

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp