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新型コロナウイルスの感染拡大による不安な気持ちに便乗した、消費者トラブルが発生しているとの報告が寄せられています。
手口の内容としては、SMS(ショートメッセージサービス)を悪用し、「新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、マスクの無料送付確認をお願いします。」とメッセージを送り、記載したURL(インターネットサイトのアドレス)のリンクをクリックさせようとするものです。
これは、品薄となっているマスクの入手を餌にSMSの受信者にリンクをクリックさせ、偽のWebサイトに誘導し、個人情報やパスワードなど重要な情報を詐取しようとするものです。
身に覚えがないSMSやメールが届いたら、URLをクリックしてはいけません。怪しいなと思ったら、すぐに最寄りの消費生活センター等にご相談ください。
<事例>(※あくまで想定の事例です)
高齢者宅に「お年寄りはマスクをしないと大変。50枚5万円のところ、今なら4万6千円で譲る」との高額でマスクを売りつける電話がかかった。断ると電話は一方的に切れた。
<アドバイス>
今後、悪質な便乗商法が増えるおそれもありますので、十分警戒してください。不審な電話がかかったり、訪問販売などがあった場合、その場で契約しないで、家族や消費生活センターに相談してください。
マスクについては、1月28日に厚生労働省及び経済産業省が関係団体に増産など安定供給への配慮について要請を行ったところです。消費者の皆様におかれましては、冷静にご対応いただくようお願いいたします。
また、マスク等を必要とする消費者の方が確保できるよう、転売目的の購入は望ましくなく、ご配慮をお願いいたします。
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016
電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
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