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京都くらしの安心・安全ネットワークでは、10月のくらしの安心・安全推進月間事業のひとつとして、「くらしのひろばたしかな情報くらしの安心・安全」を開催しました。
日時:2011年10月22日
場所:みやづ歴史の館2階文化ホール(宮津市)
報道の立場から、情報提供のあり方について感じたことについて、お話いただきました。
震災直後、電話が普通になり停電が長く続く被災地では、ラジオが唯一の情報源となりました。被災者の求める情報は、安否情報でありきめ細やかな生活情報でした。不安な夜を過ごす被災者はラジオから流れる音楽に心癒され、励まされました。
被災地以外でも計画停電が実施され、普段ラジオを聞かない人たちもラジオを買いに走り、ラジオは品切れ状態に。そこで全国のラジオ局が『被災地にラジオを送ろうキャンペーン』を実施しました。
震災から七ヶ月、全国のラジオ局は被災者に寄り添い励みになる放送を模索しています。『ラジオで、つなぐ』キャンペーンを展開し、東日本大震災で全国に避難している人々の心の支えにとふるさとの番組を流しています。
今まで培ってきた日常のものが一瞬にしてで消えてしまった現実を目の当たりし、“生き方”も消費行動も変わっていくのではないでしょうか。
村上祐子氏(KBS京都ラジオ編成制作局長)
未曽有の災害に直面して、それぞれの立場でどのような取り組みをしたか。情報が交錯する中で情報の取り扱いについてあらためて、改めてきづいたこと、もっとこうあるべきだったと反省したことなどについて、それぞれの立場からお話いただきました。
今後の明るい兆しとして、震災を経験し、社会との関わりを考えた消費行動をとる消費者が増えてきたのではないか。今後、持続可能な社会をつくるために、選択し行動する消費者が増えることが重要であるという認識で一致しました。
省エネのための家電製品の上手な使い方や購入時の選び方について学びました。
災害時に汚れたり、損傷した紙幣の交換や、通帳や印鑑をなくした時の払い戻し方法など、災害時に起こるお金にまつわる対処方法について学びました。
返品やクーリング・オフについて、クイズや替え歌で、客席からも参加いただき、楽しく学びました。
本事業の講演、パネルディスカッション等の詳細を記録した報告書が必要な方は、京都府消費生活安全センターまで御連絡ください。
電話075-671-0030FAX075-671-0016
E-mail:kyoshohisen@pref.kyoto.lg.jp
お問い合わせ
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