ここから本文です。
ほしい洋服があっても高くて買えません。もっと安ければ買えるのに。値段はだれがどう決めるの?
たとえば焼きいも屋さんを始めたとして考えてみましょう。 焼きいもをいくらで売るかも決めてください。どうやって決めますか。材料費以外にあなたの給料も必要です。給料を300円と考えると次のような表になります。
●給料300円の場合
必要なもの | 値段 |
さつまいも(1本50円×5本) | 250円 |
焼きいもを入れるふくろ | 100円 |
コンロ使用料(ガス代込み) | 500円 |
給料 | 300円 |
合計 | 1150円 |
焼きいも1本の値段 | 230円 |
お客さんがいくらだったら買ってくれるかも考えておかないといけないし、給料を高くしたら、焼きいもが高くなりすぎて売れないかもしれないのです。洋服だって布などの材料費やミシン代、デザインを考える人やさいほうする人の給料も考えないといけないのです。
だから、何でもそんなに安くすることはできません。
値段について考えることはとても大切なことで、日ごろから値段の仕組みのことを考えておくことが買い物上手になるためのコツです。
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016
電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp