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【開催概要】京都スタジアム(仮称)運営経営専門家会議(第4回・11月20日開催)
開催日時
平成25年11月20日(水曜)午前10時から正午
開催場所
ホテルグランヴィア京都「竹取の間」
出席委員
門内座長、今井委員、佐藤委員、長積委員、森委員
議題
- にぎわい施設について
- スタジアムの管理運営について
主な意見
- 指定管理者制度では、施設管理が中心で、収益に対しての責任が希薄になる傾向がある。指定の期間も3年から5年で、長期的な観点に立った施設管理が行いにくい。管理運営者に責任を持たせ、収益が上がれば自社の利益になる仕組みづくりが必要。また、マネジメント人材の確保がキーポイントである。
- にぎわい施設について、整備する施設を絞り込んだとしても、具体的な設計段階で、活用できるように提案したものを残しておいた方がよい。都市公園法上の制約はあるが、もっと柔軟にアイデアを出してもよいのではないか。
- 「京都らしさ」が売りになるようなアイデアが必要である。
- 京都らしさは、臨場感が最高のスタジアムとか、環境やエコをテーマとするとか、古いものと新しいものの融合などいろいろ考えられる。
- 一般的には、スタジアム本体のみの収支はマイナスとなることが多いので、広告収入や売店収入のさらなる増収方策や、にぎわい施設の収益で補うことができるよう検討することが必要。
- LED広告は価値がある。スポンサーも多く集められ、今の試算よりも広告料収入が上がるのではないか。常設で設置してほしい。常設広告の収入は施設の管理運営者、クラブチームでどのように分配していくか考えておくべきである。
- 観戦環境を良くすることは絶対に外せない視点。観戦環境の善し悪しがチケット価格にも影響する。
- 日本初の収益が上がるスタジアムを目指すべき。サンガも、経済環境に左右される広告収入より観客数を増やして入場料収入を得る方向を目指している。
- 売店収入に関して、売上の歩合制とするのか、一定のスペースを年間契約で貸出し、借り手が収益アップにつながる工夫ができるようにするかなど、どのようなビジネスモデルを採用するかを事前に検討しておくべきである。
- スタジアム整備の段階で地域を支えている人たちとのワークショップなどを行い、地域住民と一緒にスタジアムをつくって顧客を増やすことが必要である。
- スタジアムの経営は、亀岡市の中心市街地の活性化と連動させることが重要。府と市の政策を連動させるなど、運命共同体という意識を持つことが必要である。
資料