京都府消費生活審議会施策推進部会(第3回)の議事要旨
1開催日時
平成30年11月20日(火曜日)
午後2時から3時50分まで
2場所
京都テルサリハーサル室(京都市南区東九条下殿田町70)
3出席者
委員
坂東俊矢委員(部会長)、谷本圭子委員、川村幸子委員、三木澄子員、牧克昌委員、山本隆英委員
事務局
磯﨑府民生活部副部長、田中消費生活安全センター長、ほか関係職員
傍聴者
0名
4議題
「安心・安全な消費生活の実現を目指す行動計画」の改定について
5主な意見等
全般について
- 全ての府民が、「被害を回避し、トラブルに適切に対処できる消費者」、「自主的かつ合理的に行動する消費者」、「地球や地域の課題などの解決に向けて主体的に考え行動する消費者」として、積極的に社会に参加することにより、安心・安全な消費生活を送ることができる社会かつ公正で持続可能な社会を実現する、ということが計画の目標として書かれているが、その目標の達成に行政の施策がどのような役割を果たすのか記載されたい。
- 施策の効果を勘案しながら施策を進めていくことを記載されたい。
- 消費者被害の防止も消費者教育も、いかに連携できる仕組み作りを構築していくかがポイントなので、そのことが明確に伝わるようにされたい。
消費者被害の未然防止
- 高齢者や若年者に対する不当な勧誘への対応について、検討いただきたい。特に、若年者については、現在の条例の不当勧誘の類型で足りるのかどうかについて、成年年齢引下げが施行される2022年4月までに議論が必要と考えている。
- 届けたい人が普段見るメディアに情報を載せるべきであり、今の高齢者の方々が普段見るメディアとして、回覧板の活用は非常にいいと思う。具体的な事例を紹介し、併せて消費者ホットライン188も広報すればよい。
消費者教育の推進
- SDGsについて、例えば全世界が取り組む17の目標であることなど、もう少し詳しく説明するとともに、エシカル消費について「エシカル商品を買う」ことだけでなく、買い物バッグを持参するなどの「エシカルな消費行動」についても加えられたい。さらに、エシカル消費について、意識の高い学生に、いろいろなところで活躍してもらえるような連携の仕組みがあったらいい。
- 公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に参画する消費者市民育成の観点は、消費者教育の機会拡大や、消費者教育の担い手の養成・支援等にも関わることが明確になるように記載されたい。また、持続可能な社会の形成において事業者の役割が重要なので、消費者教育の担い手には事業者も含まれることを記載されたい。