京都府消費生活審議会(第5回施策検討部会)の議事要旨
1 開催日時
平成17年9月16日(金曜日) 13時30分から14時20分まで
2 場所
京都府公館3階第1会議室
3 出席者
【委員】
谷本 圭子委員、 小林 智子委員、 長谷川 彰委員、 細井 浩一委員、 西川 美津子委員、 児玉 保次委員、 坂東 俊矢委員 、 (1名欠席)
【事務局】堀内商工部次長ほか関係職員
【傍聴者】1名
4 議題
(1)報告
安心・安全な消費生活の実現プラン(中間案)について
(2)その他
5 審議内容(結果及び主な意見)
安心・安全な消費生活の実現プラン(中間案)等について審議
<主な意見等>
施策検討部会から中間案を報告
- 「安心・安全な消費生活の実現プラン(中間案)」について、この施策検討部会で最終決定して、審議会で報告する。
- 今回、環境問題の部分について削除され、実現プランとしてはまとまりのあるものになったと思うが、環境と消費生活との関係については、別の部局、別の形での検討はされるものか。
- 環境部局というのは別にあるが、環境に限らず、新しい生活提案みたいなものは、消費生活サイドからは今後の課題としてはあるのではないか思っている。条例の中でも検討できると考える。
- 今後、条例を検討して行くにあたっては、環境の問題もあるし、同時に、消費生活に多くの部分を占める、食の安全も非常に大きな問題としてある。
食の安心・安全推進条例が今、いよいよ具体的に作る段階になっているので、具体的な中身についてはそちらの方に譲るとしても、やはり、食の安全の問題も、基本的なところでは押さえることが必要だと思う。
- 国の方の話になるが、消費者基本計画の中で、消費者基本法の見直しの中で議論されるもう一つ大きな言葉があって、それは、適合性の原則。条例改正の検討にあたって議論が必要では。
- 権利規定の見直しの中でとりわけ大切であろうと思うのは、恐らく行政とのシステム関係をどう理解するかによるのであろうが、消費者参画をどれくらい書くかというのが非常に大きな問題。
- 食の条例では、その前段階の案の段階で、意見交換会というものが、各振興局単位で実施され、そこにかなりの地域の人たちの参加があって、しかもかなり熱心に積極的に意見交換をなされた。
これまでのパブリックコメントは、どうしても非常に参加が少ないし、消費者が参加でき る意見交換会のような場が必要。
- 条例改正の所にもあるが、悪質事業者に対する公表制度の見直しが課題として挙がっているが、現行ではウェブサイトレベルで出ているのか。
2011年から全てデジタルテレビに日本中が変わってしまうので、お年寄りの方もみんな買い換えてしまう。デジタルテレビを利用して、防災情報と並んで消費生活上の安心情報と いうものを提供できるような、アクションが必要では。
- 条例改正は、消費者権利の拡充で盛り込めたら。個人情報の流出が、今、問題になっているので、条例で規定することで防ぎきれるものではないが、脅かされない、守る権利を考えていきたい。
- 全国で最先端の条例にしたいと考える。