青少年健全育成審議会(全体会)の議事要旨
1 開催日時
平成20年3月26日(水曜日) 午後2時00分から3時35分まで
2 場所
平安会館「平安」 京都市上京区烏丸通上長者町上ル
3 出席者
【委員】
高山佳奈子委員、瀬川晃委員、北村和生委員、津守俊一委員、篠原實委員、齋藤靖子委員、北村芳美委員、石神美智子委員、西村佳子委員、井上冨三子委員、岡田正弘委員、長谷川隆一委員、木島早苗委員、弓信幸委員、村松恵子委員、三浦哲司委員(計16名)
【専門委員】
菊澤信夫専門委員
【事務局】 園田府民労働部長、角南青少年課長ほか
4 議題
(1) 役員選任
(2) 報告事項
1 インターネット社会の進展に伴う青少年健全育成条例の見直しについて
2 青少年元気な活動応援プラン等の推進について
3 営業対策部会の審議状況について
4 情報モラル教育について
5 少年非行等の状況について
5 審議内容(結果及び主な意見)
(1)会長に津守委員、会長職務代理に瀬川委員を選任した。
(2)総合施策推進部会の部会長に津守委員、部会長職務代理に瀬川委員を、営業対策部会の部会長に津守委員、部会長職務代理に西村委員を選任した。
(3)ワーキンググループの委員長に瀬川委員、委員長職務代理に北村(和)委員を選任した。
主な意見・質疑応答
インターネット社会の進展に伴う青少年健全育成条例の見直しについて
- フィルタリングの義務化は、事実上、有害情報の判断を事業者に委ねることになるのではないかとの質問があり、有害情報以外が紛れ込む可能性に触れつつ、青少年保護をどの程度高く評価するかによるとの説明がなされた。
- 子どもの状況をしっかり把握し、後追いではない改正を検討すべきとの意見が出された。
- インターネットは世界中に広がっており、一般的に有害情報を出したからといって取り締まることは不可能であるとの意見が出された。
- 「淫行」件数が減少している理由について質問があり、児童買春・児童ポルノ法成立により、条例適用件数が減少した旨の説明がなされた。
- インターネットカフェに対してフィルタリングを義務化すれば、青少年への配慮が不十分な店舗が改善に向かうとの意見が出された。
青少年元気な活動応援プラン等の推進について
- 「青少年」の定義について質問があり、条例上の「青少年」とは異なり、概ね30歳未満が対象との説明がなされた。
少年非行の状況について
- 少年の検挙件数の中に、修学旅行生等は多いかとの質問があり、ほとんどが京都府在住の少年との説明がなされた。