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平成30年11月27日(火曜日)午前10時から午前11時30分まで
京都平安ホテル「平安」(京都市上京区)
【委員】
髙山佳奈子委員、浅井和行委員、川崎友巳委員、三好智子委員、万代憲司委員、上田靜男委員、芝原利明委員、安井美佐子委員、中川恵美子委員、稲葉弘和委員、佐藤啓子委員、矢橋康雄委員、北野裕行委員、伊藤廣幸委員、宮秋昭委員、上山真穂委員
※久保敦委員は、欠席であるが、参考として京都市子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部の上田廣久部長が出席
【専門委員】
細野吾専門委員、下村英治専門委員
【事務局】
大谷府民生活部長、磯崎府民生活部副部長、田中青少年課長ほか
(1) 会長の選任について
(2) 部会長の選任について
(3) 青少年の健全な育成に関する条例の一部改正について
(4) 地域再犯防止推進モデル事業の実施について
(5)その他
(1)会長の選任について
・上田靜男委員が会長に選任された。
(2)部会長の選任について
・上田靜男会長が部会長に選任された。
(3)青少年の健全な育成に関する条例の一部改正について
【説明】
事務局から、いわゆる「JKビジネス」の規制について、改正の趣旨、規制内容、規制の実効性担保について報告がなされた後、府民・事業者への周知、広報啓発方法等について説明がなされた。
【質問・意見等】
・現時点で、出店は未確認のようだが、今後の動向等についての目処はついているのか。
→(事務局)そういった情報は入ってきていないが、警察と調整をしていく中で、対応を進めていく。
(4)地域再犯防止推進モデル事業の実施について
【説明】
事務局から、地域再犯防止推進モデル事業の概要等について、現在の京都府の取組状況等を含め、説明がなされた。
【質問・意見等】
・専門家による心理検査実施について、どういうものか説明してほしい。
→(事務局) ユース・アシスト事業において、支援が必要な少年たちに最適な支援のあり方を実行するための心理検査のこと。
・発達的な課題を抱えている少年たちへの心理検査実施にあたっては、本人及びその保護者の同意を得る手続きが大事になってくるが、その上で、できるだけ早い段階で客観的なところから特性を提示し、説明することが効果的である。
・モデル事業の具体的な内容は、実態調査等を通じて検討を進めるのか。
→(事務局) ユース・アシスト事業等の過去データの分析等を通じて具体的な内容を詰めているところ。
・京都市内の青少年も対象になるのか。
→(事務局) 京都市内の青少年は、現在も要請があれば対応しているところであり、排除するわけではない。
・モデル事業の内容は非常に有意義なものであるが、支援の対象者をどのように決めるのか。
→(事務局) 現状では学校等の関係機関からの支援要請をいただき、ケース会議にかけた上で支援決定という流れで行っており、学校だけでは対応できない1対1での支援が必要な方への支援を実施している。
・学校で対応しきれない支援は、どのようになるのか。
→(事務局) ユースアシスト事業では、平成29年度の支援要請の総数は67名あり、内23名が学校あるいは教育委員会からの要請であったものである。
・初めて審議会に参加したときに、少年の再犯率が全国三位と聞いて驚いた。この3年間で、限られた予算と人員の中で工夫をし、比率と人数が改善しており、良い感想をもてた。
・専門家によるサポートだけでなく普段から接しているところの協力体制を構築することは、プライバシーの問題もあり難しいと思う。どのあたりまで関わっていいものなのか。
→(委員)この事業等を通じて、府として、少年たちを見守っている、という雰囲気をだすことに尽力した結果、改善してきたのだと思う。
(5)その他
・府の施策の参考とするため、審議会委員の活動状況等を報告していただいた。
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