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平成25年12月18日(水曜日) 午後2時から午後3時30分まで
ルビノ京都堀川「ひえい」 京都市上京区東堀川通下長者町下ル
【委員】
勝間喜一郎部会長、瀬川晃委員、北村和生委員、中嶋守委員、岡山美幸委員、秦陽子委員、西村佳子委員、石神美智子委員、長谷川隆一委員、伊藤廣幸委員、宮秋昭委員、南本光男委員、下浦悦子委員(計13名)
【専門委員】
永野憲男専門委員(代理出席)、白石喜一専門委員(代理出席)、坂井義宏専門委員
【事務局】池田青少年課長ほか
(1)有害図書類の指定について(第266回)
(2)自殺を誘発・助長し、青少年の健全な育成を阻害するおそれのある有害図書類の指定について(第267回)
(3)有害図書類の緊急指定状況の報告について
(4)「青少年の健全な育成に関する条例」に基づく第34回一斉立入調査結果について
(5)その他
(1)有害図書類の指定について(第266回)
異議なく承認された。
(2)自殺を誘発・助長し、青少年の健全な育成を阻害するおそれのある有害図書類の指定について(第267回)
異議なく承認された。
(3)有害図書類の緊急指定状況の報告について
異議なく事後承認された。
(2)自殺を誘発・助長し、青少年の健全な育成を阻害するおそれのある有害図書類の指定について(第267回)
・ 有害図書の指定対象に自殺を誘発・助長する図書に加えられてから10年近く経つにも関わらず、20年ほど前に出版された本を今回指定するのはなぜか、また、他府県における本書籍の指定時期はいつ頃かとの質問があり、犯罪・自殺を誘発・助長する図書の有害指定については、表現の自由に一定配慮する必要があり、特に慎重な審査が必要であることから、一度に多くの図書を審査することができなかったため、当時社会問題となっていた薬物犯罪に係る図書から優先して順次指定してきたところであり、また、他府県においては平成9年から14年にかけて本書籍の指定が多く行われているほか、平成22年にも指定されているとの説明がなされた。
・ 月刊誌の有害指定について、過去に何度指定を受けても公報に掲載されるだけで終わるのかとの質問があり、月刊誌の場合、ある号が基準を超えて有害指定されていても他の号では基準以下ということもありうるため、各号ごとの指定を行っているとの説明がなされた。
・ 本書籍中で紹介されている他の書籍については事前審査を行ったかとの質問があり、事前審査は行っていないが、今後、事前審査が必要と考えられる書籍については、書店に伺いサンプル調査を行う中で厳正に対処していくとの説明がなされた。
(4)「青少年の健全な育成に関する条例」に基づく第34回一斉立入調査結果について
・ 指導を行った店舗では、具体的にどのような問題があったのかとの質問があり、携帯電話の取扱店において、条例の理解不足から、フィルタリングを解除する際に保護者から解除理由を記載した書面を徴収していない事例が見受けられたとの説明がなされた。
・ 携帯電話取扱店における条例遵守状況が昨年度の100%から99%に下がっているのはなぜかとの質問があり、昨年度は府内店舗の約3分の2を調査したのに対し、今年度は全店舗調査したことにより家電量販店において条例違反が判明したとの説明がなされた。
(5)その他
・ 伊藤委員から、平成24年度コンビニエンスストア・セーフティステーション活動リポートについて、資料に基づき説明がなされた。
・ 少年補導関係のステッカー貼付を各店舗にお願いしているが、承諾いただけないチェーンもあるとの意見があり、個別店舗に対するステッカー貼付依頼については、販促の関係から基本的にはお断りしており、日本フランチャイズチェーン協会へ依頼いただければ、協会全体で対応させていただくとの説明がなされた。
・ かつてはコンビニエンスストアに対しては改善要求をすることが多かったが、近年では自発的に大きな成果を上げており大変喜ばしいとの意見や、犯罪未然防止や高齢者保護で具体的な成果を上げており、大変印象的であるとの意見があった。
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