京都府青少年健全育成審議会(営業対策部会)議事要旨
1 開催日時
平成19年10月29日(月曜日) 午後2時00分から3時45分まで
2 場所
京都ガーデンパレス「祇園」 京都市上京区烏丸通下長者町上ル
3 出席者
【委員】
初宿正典委員、北村和生委員、津守俊一委員、篠原實委員、齊藤靖子委員、北村芳美委員、秦陽子委員、西村佳子委員、石神美智子委員、貴田稔委員、長谷川隆一委員、礒野信男委員、木島早苗委員、宮野文穂委員、小谷隆二委員、山岸吉和委員(計16名)
※小谷委員、山岸委員については代理出席
【事務局】 角南青少年課長ほか関係職員
4 議題
議事
(1) 有害図書類の指定について(第189回)
(2) 有害図書類の緊急指定状況の報告について(第186回~188回)
報告
(1) 第28回一斉立入調査結果について
(2) 青少年健全育成のための有害対策推進事業について
(3) 児童生徒のための健全育成に関する学校警察連絡制度について
(4) 少年法等の一部を改正する法律の概要について
5 審議内容(結果及び主な意見)
(1)有害図書類の指定(第189回)について、異議なく承認された。
(2)第186~188回有害図書類の緊急指定について、異議無く承認された。
主な意見・質疑応答
第28回一斉立入調査結果について
- 立入調査の地域についての質問があり、府内全域で調査した旨の説明がなされた。
- 店舗での区分陳列の実状から成人向け図書が青少年の目に触れる可能性があるとの意見があり、条例・規則に規定されている区分陳列方法についての説明がなされた。
児童生徒のための健全育成に関する学校警察連絡制度について
- 制度の対象となる学校について質問があり、今のところ、府立学校、京都市立学校が対象である旨の説明がなされた。
- 個人情報保護条例との関係について質問があり、原則として本人・保護者の同意が必要である旨の説明がなされた。
- 学校と警察とが連携を密にすれば少年犯罪が減少する可能性があるとの意見があった。
少年法等の一部を改正する法律の概要について
- 国会で一度廃案になった制定経過についての質疑応答があった。
- 少年事件の背景にある社会環境の調査、これに基づく教育・社会環境浄化が大切であるとの意見が出された。
その他
- 一層の府民参画を推進する観点から委員公募を導入すべきとの意見が出され、次期改選に向け検討することとなった。
- 携帯電話等を介したインターネット上の有害情報への対応についての意見が出され、ワーキンググループを設置し、条例改正も含め検討することとなった。