ここから本文です。

京都府営水道事業経営審議会 第1回料金等専門部会の議事要旨

1 開催日時

令和5年10月30日(月曜日)午前10時~午前12時

2 場所

京都ガーデンパレス2階「橘」

3 出席者

【委員】

西垣部会長、池淵委員、越後委員、佐藤委員、山田委員

【事務局】

公営企業管理監、公営企画課長、建設整備課長 ほか

4 開催結果の概要

  • 部会長について、出席委員の互選により西垣委員が選出された。
  • 以下の議題について、事務局から説明し、審議を行った。
  1.  京都府営水道事業経営審議会への諮問内容について
  2. 料金について
  3. 府営水道の取組について
  4. 受水市町ヒアリングについて
  • 令和7年度以降の供給料金を始め、持続可能な府営水道事業のあり方について、来年夏の審議会で中間報告することを当面の目標として、議論を進めていくとされた。

5 主な意見

<水需要予測について>

  • 平成30年度の予測時に市町から示された受水見込みと実績に違いがある場合は、その理由をしっかりと確認しておく必要がある。
  • 今後の府営水道の受水について、開発により新たな需要が見込まれる水量について、しっかりと確認をしたい。また、次期料金期間はもちろんのこと、長期の見込みについても確認をしたい。

 

<広域化・広域連携等について>

  • 水道事業者としてサービス水準を維持するためには、広域化・広域連携、官民連携についても真剣に考えてみる必要があり、各市町がどう考えているのか確認をしたい。
  • 府の用水供給事業と市町の水道事業の全体を見渡して、最も望ましい運営形態や施設の利用形態を考えること、現状を出発点としてその理想像に向け、少しでも進んでいくことが大事。
  • 水道施設整備方針等の検討について、検討を加速するため審議会委員がオブザーバーやファシリテーターとして参加する機会があってもよいのではないか。

 

<建設負担水量について>

  • 建設負担水量の調整に当たっては、第2次府営水道ビジョンにおいて、「新たな投資に対しては水需要に応じた建設負担水量に変更していくことが望ましい」といった部会意見が出されているが、新たな投資とは何を指すのかという議論が必要である。
  • 建設負担水量の調整については明確な正解はない。一定の幅を持った具体案を示したうえで、各市町の意見を聞くことが大事かと思う。
  • 原則となる具体案を決定のうえ、そこから生じる障害について、例えば値上げ幅に制限を設ける、経過措置を設けるなど、時間軸も上手く使いながら、調整に向けて検討を進めていくことが必要ではないか。

 

<水質について>

  • 有機フッ素化合物の検出が全国規模で話題となっているので、各市町の水質の状況等を確認したい。
  • 木津浄水場は現状でも水質の基準値を満たしている。一方、理屈を超えた満足度というのもあるため、高度浄水処理導入については、費用負担と府民ニーズの兼ね合いになるかと思うが、その辺りの認識についても確認したい。

 

<その他>

  • 各市町の人材確保の状況や長期の見通し、それに備えて今どう考えているのかを確認したい。

6 添付ファイル

 

お問い合わせ

建設交通部公営企業経営課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5470

koei@pref.kyoto.lg.jp