ここから本文です。
令和3年3月19日(金曜日) 午後3時~午後4時30分
京都ガーデンパレス 2階 「祇園」
西垣部会長、池淵委員、越後委員、小林委員、田野委員、平山委員、山田委員
府民環境部長、公営企業管理監ほか
○本検討部会の部会長として、西垣泰幸龍谷大学経済学部教授が選出された。
○新ビジョンのコンセプトや構成、策定スケジュールなどについて意見交換が行われた。第2回部会では、現行ビジョンの取組状況について報告し、その評価や課題の抽出について審議することを確認した。
○今回のビジョンでは、府営水道が目指す将来像を明確にし、それを実現するための具体的な方法が見えるように検討すべき。
○3つの着眼点「持続性」「安心・安全」「連携」は重要であるが、もう一方の軸として、ヒト・モノ・コト・カネの観点で整理してみるのもよいかもしれない。
○他の用水供給事業体で重点取組項目になっていることについても参考にしてはどうか。
○水道事業の基本である独立採算制の下で、優先順位をつけて、どの項目から実現していくかを検討すべき。
○「連携」が重点項目になっているが、他府県での広域連携・広域化の先進事例も踏まえ、将来を見据えた広域連携のあり方を考えていく必要がある。
○現行ビジョンでの成果がしっかりと見えるように整理してほしい。
○重点項目の「水質管理の更なる強化」として検討する木津浄水場への高度浄水処理の導入については、浄水処理での対応だけではなく、水源管理等、他の調査結果等も踏まえて議論する必要がある。
○木津川の右岸(東側)に幹線を敷設して城陽まで延伸させ、府営水道の送水管をループ化するような検討も必要ではないか。
○広域連携の検討においては、府が個々の市町の意見を取りまとめる方法より、今後、共同利用していく施設や、管路の連結などの具体的な事例を、関係する市町で議論するほうが有効ではないか。また、府が具体的な案を提示し、それについての意見を徴するのがよいのではないか。
○府がアセットマネジメント手法を用いて作成した「検討のたたき台」をより具体化していくため、受水市町が持つ施設整備計画の考え方を、踏み込んで聞いた方がよいのではないか。
○市町ヒアリングで市町固有の課題と本音をしっかり引き出してほしい。
○広域連携を考えるにあたっては、受水市町に加えて京都市との関係性も考慮すべきと感じる。
○府営水道ビジョンは、水道事業者としてのあり方を描くと共に、府営水道供給地域の水道の将来像を描く地域水道ビジョンという二面性があるので、そういった面も、受水市町の意見等を反映して記載していくことが大切。
○広域連携については、他の行政分野(ゴミ処理、病院事業等)の連携も踏まえて連携体制を考えていくことが必要ではないか。
○広域連携について、他県では、市町村振興を担当する県の部署が議論に加わり、前面に出ている。
お問い合わせ