第26回京都府中山間ふるさと保全委員会の議事要旨
1 開催日時
平成19年3月19日(月曜日) 13時30分から16時30分まで
2 場所
平安会館 羽衣の間
3 出席者
【委員会】
北村貞太郎委員長、岩井知子委員、河村律子委員、杉本好美委員、桜井一好委員、濃野二三男委員、藤吉弘政委員、松江仁委員、宮崎猛委員
4 議題
(1)平成18年度の基金活動報告について
(2)平成19年度の基金活動計画(案)について
5 審議内容(結果及び主な意見)
(1)平成18年度の基金活動報告及び平成19年度の基金活動計画(案)について
「ふるさと発見隊」、「ふるさとボランティア」等の実施計画(案)について事務局から説明を行い、各委員から提言を受けた。
保全活動全般
- ふるさと発見隊、さとボラ、ワークショップ等活動が広がってきている。地区数の増加だけでなく、実施地区が固定化し、継続性が出てきている。ふるさと保全の府全体のイメージを確立していく時期ではないか。
- 農村を知ってもらうために体験的なイベントも必要である。農村の危機的状況を知ってもらい、体験してもらうことによって、地域がどういう課題を抱えているかを実感し、農地を守って行こうという意識が芽生える。
- 行政からの後押しが、地域の取組のきっかけになることもある。
- 参加者は参加するメリットを求める。どうすれば、それに参加してもらえるかその仕掛けの部分が大切である。
- 具体的な問題点を解決するようなテーマ性のあるものを実践していくことが、社会的にも注目されやすくわかりやすい。
「さとボラ」について
- 「さとボラ」にはボランティア的な要素と交流・観光的要素の2つある。「さとボラ」の参加者はどちらを求めているのかを把握する必要がある。
- 団塊世代は男性だけでなく、女性も「さとボラ」に大きな感心をもっている。
- 第1回、第2回ふるさとボランティア交流会に「さとボラ」登録者が参加している。本当に農村のために働き、役に立ちたいという気持ちが現れている。こういう人達と個別に連携をとり、一般を別にして、「さとボラ」登録者に限っての取組をしていくものよい。「さとボラ」登録者を増やしていくことが大切である。