京都府環境影響評価専門委員会の議事要旨(平成27年5月21日(木曜日))
1開催日時
平成27年5月21日(木曜日)午前9時30分から午前11時30分まで
2場所
御所西京都平安ホテル羽衣の間
(京都市上京区烏丸通上長者町上ル)
3出席者
【委員会】
委員:寺島委員長、大下委員、増田委員、成瀬委員、荒川委員、渡邉委員、吉安委員、須川委員、佐古委員、黒坂委員(委員15名のうち、10名が出席)
【事務局】
環境技術専門監、環境管理課長、その他関係職員
【関係市】
城陽市
【傍聴者】
なし
4公開・非公開の別
公開
5議題
(1)奈良線第2期複線化事業に係る環境影響評価準備書について
- 事務局から事業の概要、手続の状況について、説明を行った。
主な意見及び質疑応答
(騒音)
- 保全措置(防音壁等)を講じない場合の予測結果の評価書への記載は必要ではないか。(委員)
→評価書に追記する。(事業者)
- 騒音の最大値について、現況、保全措置前、保全措置後について記載するべきではないか。
→資料編に記載のない保全措置前の最大値については記載する。
また、資料編に既に記載のあるものについては、本文中に資料編の記載箇所がわかるように明記する。(事業者)
- No.18では複線化により、防音壁を設置せずとも、現況よりも騒音が小さくなることがあるがこれはどういう理由によるものか。(委員)
→No.18は現状、なだらかな法面になっているが、複線化により盛り土部分を増やして、予測地点側に擁壁を立てることになる。そのため、現状、調査地点まで遮るものが無いが、複線化後は、擁壁が防音壁のような効果を持つため、防音壁を設置せずとも、複線化により騒音低減効果がある。(事業者)
- 在来鉄道の騒音又は大規模改良に際しての騒音対策指針があり、その整合を図る必要は当然あるが、アセス手続きで良く使われる表現である「事業者による実行可能な範囲で」どれだけ事業者が努力したかが見えるかどうかが大切である。(委員長)
(2)折居清掃工場更新事業に係る環境影響評価準備書について
事務局素案を一部修正の上、答申とすることとなった。