京都府環境影響評価専門委員会の議事要旨(平成25年1月15日(火曜日))
1 日時
平成25年1月15日(火曜日)午後2時から4時20分まで
2 場所
ホテルルビノ京都堀川3階アムールの間
(京都市上京区東堀川通下長者町下ル)
3 出席者
【委員会】
寺島委員長、荒川委員、磯辺委員、岩嶋委員、佐古委員、武田委員、田中委員、松井委員、吉安委員(9名)
【事務局】
環境技術専門監、環境管理課長、その他関係職員
【関係市】
城陽市
【傍聴者】
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 議題
折居清掃工場更新事業に係る環境影響評価方法書の審議
(1) 委員会への諮問
(2) 事務局から事業概要及び条例手続の流れについて説明
(3) 事業者から事業計画について説明後、質疑応答
(4) 事業者から地域概況、環境影響評価の方法等について説明後、質疑応答
6 審議内容(主な意見及び質疑応答)
(全般的事項)
- 現施設から更新施設に切り替える際には、両方の施設が同時に稼働する時期はあるか。
(事業者) ない。平成30年3月に現施設を停止、4月から新施設の試運転を開始、10月から本格稼働予定。
- 現施設と新施設をとりまく環境の変化にも着目し、現施設の排出ガス、騒音等の測定実績についても整理すること。
(事業者) 測定実績については、次回委員会で報告する。
- 測定箇所の選定理由について整理すること。
(事業者) 測定箇所の選定理由については、次回委員会で報告する。
(大気質)
- 工事中の二酸化窒素及び浮遊粒子状物質の予測については、年平均値ではなく、日平均値で行うこと。
(事業者) 検討する。
- 事業予定地に近い場所を調査地点として追加することを検討すること。
(事業者) 継続測定に適した場所が無く、現在の調査地点を選定したもの。現地調査の上で指導願う。
(騒音)
- 工場騒音の調査は、90%レンジ上端値以外についても測定すること。
- 道路交通騒音については、現在の収集車両の運行状況からの変化に着目した予測方法を検討すること。
(事業者) 検討する。
(振動)
- 80%レンジ上端値と振動感覚閾値の比較は行うべきではない。
- 道路交通振動については、80%レンジ上端値による予測のほか、最大値による評価も検討すること。
(事業者) 検討する。
(水質)
- 水質の調査地点として、山城総合運動公園の調整池出口等を追加することを検討すること。
- 雨水排水経路となる水路について調査の上、次回以降の委員会で報告すること。
- 宇治川の漁業権の設定について、漁業の実績等について調査の上、次回以降の委員会で報告すること。
(景観)
- 世界遺産となっている地域からの遠望として視認できるか。
(事業者) 現地踏査を実施したが、山があることにより視認できない。
- 宇治市景観計画において重点地区となっている白川集落周辺からの景観について、調査地点の妥当性等を検討すること。
(事業者) 現地調査の上で指導願う。
(日照阻害)
- 事業予定地周辺に住宅が存在しないことを踏まえ、項目選定の必要性について検討すること。