京都府環境影響評価専門委員会生活環境影響調査部会の議事要旨(令和3年7月7日)
1開催日時
令和3年7月7日(水曜日)
午前10時から正午まで
2場所
御所西京都平安ホテル2階
朱雀の間
(京都市上京区烏丸通上長者町上ル)
3出席者
【部会】
委員:大下部会長、上田委員、清水委員、髙野委員
【事務局】
府民環境部技監、循環型社会推進課長、その他関係職員
【傍聴者】
2名
4公開・非公開の別
公開
5議題
(1)部会長の選出
委員の互選により大下委員が部会長に選出された。
(2)株式会社京都環境保全公社に係る産業廃棄物処理施設変更許可申請について
産業廃棄物処理施設変更許可申請に係る事業計画・生活環境影響調査について、申請者が説明した。
<主な質疑内容>
- 今回の計画で、紙くずと木くずが災害廃棄物に含まれ分別できないものとして追加されるとのことだが、今後持ち込まれる廃棄物の性状が変わるのか。
(事業者)木くずや紙くずを主体として埋め立てるものではない。災害廃棄物の処理時にどうしても混入するものに対応するために追加したものであり、基本的には埋め立てる廃棄物は現状と同様である。
- ガス抜き管からのガスによる大気等への影響についてはどうか。
(事業者)悪臭の影響が考えられるが、今回調査において埋立箇所近傍でも悪臭物質の検出はなく、特に影響はないものと考えている。
- 道路交通騒音の調査について、夜間は実施しないということでよいか。
(事業者)調査は処分場の稼働時間を対象として行っており、夜間は実施していない。
- 浸出水の窒素濃度が高いことを踏まえると、放流水の影響として、窒素についても予測・評価を行ったほうがよい。
- 浸出水の窒素成分について、由来は何か、どの程度希釈されているのかといった因果関係がわかるようにしておくとよい。
- BODが時折高くなることについては、濃度的には基準と比較しておそらく問題ないと思われるが、原因究明等将来の水処理のあり方について引き続き検討いただきたい。
- 今回の計画について、地元住民への説明等のコミュニケーションをとっているか。
- (事業者)本計画については地元住民ともコミュニケーションをとりつつ実施している。強い反発を受けているようなことはなく、良好な関係が築けていると考えている。