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平成30年3月1日(木曜日)午前10時から午前11時50分まで
御所西京都平安ホテル「羽衣の間」
(京都市上京区烏丸上長者町上ル)
【委員】
渡邉委員長、荒川委員、磯辺委員、大下委員、黒坂委員、佐古委員、清水委員、田中委員、德地委員、中尾委員、増田委員(11名)
【事務局】
環境管理課長、その他関係職員
【関係機関】
京田辺市、大阪府、枚方市
【事業者】
枚方京田辺環境施設組合、八千代エンジニアリング株式会社
【傍聴者】
1名
公開
枚方京田辺環境施設組合可燃ごみ広域処理施設整備事業に係る環境影響評価方法書について
【事業者】
鉄塔が一段低くなっており、鉄塔に降りていく階段から撮っている。鉄塔の下から2mくらい高い。
【事業者】
造成工事の影響については、建設機械の稼働というところで重複するため、そちらで評価をしたいと考えている。
【事業者】
(外観や施設デザインは、)落札した事業者の提案になるため、一例として、イメージとしては出せるかもしれないが、確定としては出せない。煙突は100mと決まったが、建物の高さは決まってはいない。30m程度の標準的な大きさで仮配置し、フォトモンタージュで示すことになる。
【事業者】
下流水路が京奈和自動車道の調整池とつながり、そのあとは北東側にある住宅街を天津神川という形で下っていく。水路の流量は非常に少なく、一度調整池に入ってから流れてしまうような形状であるため、拡散が下流に及ぶことは考えにくく、また、下流側に利水の状況もないため、調査地点についてはこの2地点で適性であると考えている。天津神川の一級河川部分については、漁業権設定はされているが、天津神川は天井川になっており、木津川漁業協業組合については、基本的に漁業を行っているのは、木津川本川のみである。
【事業者】
大気質の現況の四季調査では、東部清掃工場と京田辺市の甘南備園が稼働している時期に調査を行い、それをバックグラウンドとして、新施設の影響を加えて予測は行うという方針で考えている。
【事業者】
特別そのような状況は考えていない。
【事業者】
N2が京田辺市内で国道307号で環境基準を昼、夜超えている地点となる。ほかに、国道307号の旧道では超過している地点もあるが、主な走行ルートではないため、調査地点としては選定していない。
【事業者】
N3の地点については、環境基準は昼夜とも超過していない。増える車両の台数は、2トン車で50台くらいであり、9時から16時の時間帯で分散して運び入れるため、騒音・振動にはそれほど影響は出ないと見込んでいる。
【事業者】
甘南備園と東部清掃工場がフル運転している状態で測定をし、新しい施設の分をプラスオンしたときにどうなるかを、一番安全側をみて評価したい。例えば甘南備園焼却施設は、ダイオキシンの排出基準が5ng-TEQ/m3Nだが、新しい施設は0.1ng-TEQ/m3Nとなり、50分の1になるということを考えると、本来は甘南備園の分を差し引いて考えるべきだと思うが、より安全率をみて考えていくという方針である。過去のデータとそのときのそれぞれ施設の排出の濃度を見比べて、正常な運転なのかどうかも含めて総合的に判断をしていきたい。
【事業者】
既存資料調査項目は、地形・地質と土壌ではなく、大気質・騒音・振動・悪臭・水質・動植物・生態系については現地調査のほかに既存資料についても改めてとりまとめを行い、必要に応じてそれらも予測評価に活用していく。
【事業者】
現地調査は各7日間で4季行うが、確かに風が吹いているとき、吹いていないときがある。しかし、それが実際の状況であると考えている。新しい施設は計画目標値(最大値)でガス量も365日出しっぱなしという状況で予測するが、既存の施設は、計画目標値よりずいぶん低い値で稼働しているので、単純にそこを比べるのは、厳しいと思っている。
そこで、シミュレーションのほかに、年間の排出量を別途整理し、予測とは別に甘南備園や東部清掃工場では年間何トンの汚染物質が出ているかと今回の施設の場合にどれくらいになるのか、をセットにして整理していきたいと考えている。
【事業者】
ベースとしては現地の調査の結果をバックグラウンドとして、それに新しい施設の上乗せ分を予測していく、ということで考えている。バックグラウンドとしての濃度については、必ずしも全て最悪の条件、甘南備園と東部清掃工場の煙が全てくるという条件ではない。それとは別に全体の排出量を示すことによって、最悪の状況を併せて整理するという2種類の方法で予測していきたいと考えている。
【事業者】
既存の測定局や、東部清掃工場でも風向を測っていると思うので、調査時期の設定には気をつけていく。
【事業者】
まだはっきり決めていないが、ある程度の雨量が降るタイミングを考慮して、雨が降る前から収束するまで確認するというのが基本だと思う。
【事業者】
4回でのべ45名。
【事業者】
住民意見に対する事業者の考え方は、方法書第4章の3ページから13ページにかけて項目別に記載しており、縦覧している。
【事業者】
縦覧について、両構成市のホームページに掲載してもらい、地元には、組合だよりを配布した。また記者クラブへの投げ込みを行い、洛南タイムズに説明会についての記事が掲載された。
【事務局】周知のあり方はアセスの制度としても課題があると受け止めている。京都府でもホームページに掲載してできるだけ多くの方に見ていただけるように取り組んでいる。
事務局から資料7により、報告した。
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