京都府環境影響評価専門委員会生活環境影響調査部会の議事要旨(平成24年4月17日)
1 日時
平成24年4月17日(火曜日) 午前10時10分から正午まで ほか
2 場所
京都平安ホテル 2階 嵯峨の間 ほか
3 出席者
【委員会】
委員:寺島委員長、武田部会長、岩嶋委員、竹村委員、増田委員、松井委員
【事務局】
文化環境部環境技術専門監、循環型社会推進課、南丹保健所
4 公開・非公開の別
公開
5 議題
(1)生活環境影響調査部会長の選出について
委員の互選により武田委員が部会長に選出された。
(2)株式会社京都環境保全公社に係る産業廃棄物処理施設変更許可申請について
産業廃棄物処理施設変更許可申請に係る事業計画・生活環境影響調査の概要等について、申請者から説明された。
<主な質疑・意見等>
- 周辺住民から苦情等はあるか。
(事業者)特にない。
- 埋立地東側の尾根部の地下水位と埋立地内の地下水位との関係は問題ないか。
(事業者)ボーリング調査により、尾根部の地下水位が十分高いことを確認している。
- 浸透水の集排水に当たっては、集排水管の閉塞による機能低下に留意して維持管理する必要がある。
(事業者)ボーリング調査により、埋立地内の地下水位は低く安定していることを確認しており、現況では集排水工は機能していると考えられる。
- 地震対策は何か検討されているか。
(事業者)全体的な埋立勾配をより緩くする計画であり、安定計算の結果、問題ないと考えられる。
- 埋立地からの騒音及び振動について、相当期間にわたる埋立事業に対して、特定建設作業の数値を適用することには疑問がある。
- 沿道の騒音及び振動について、調査結果から環境影響がないとは言えず、現状で苦情がないのであれば、新たな計画により現状を悪化させないよう車両の走行速度をしっかり遵守すること等が重要である。
- 環境影響が最も大きい時を捉えて評価しているとの説明をするとよい。
- 施設の維持管理においては、環境質のモニタリングと施工管理のモニタリングとをリンクさせる必要がある。
6 問い合わせ先
京都府文化環境部環境・エネルギー局循環型社会推進課
電話:075-414-4717
FAX:075-414-4710
e-mail:junkan@pref.kyoto.lg.jp