京都府環境影響評価専門委員会の議事要旨
1 開催日時
平成20年2月29日(金曜日) 午後1時30分から午後4時まで
2 場所
平安会館 3階 羽衣
3 出席者
【委員会】
委員:寺島委員長、武田委員長職務代理者、荒川委員、伊藤委員、岩嶋委員、岡村委員、須川委員、増田委員、宮前委員、横山委員
委員15名のうち、10名が出席(過半数)
【事務局】
企画環境部 中井環境政策監、田辺環境技術専門監
自然・環境保全室 森田室長、峯主任、青山技師
産業廃棄物政策室 新井室長、塩見主任
中丹東保健所環境衛生室 中川主任
【傍聴者】
1名
4 公開・非公開の別
公開
5 議題
諮問
- 府環境影響評価条例の規定に基づき「(仮称)綾部総合工場設置に係る環境影響評価方法書」(以下「方法書」という。)を諮問
- 廃棄物処理法に基づく「有限会社サカエ産業に係る産業廃棄物処理施設設置許可申請」について諮問
本件は、後刻、生活環境影響調査部会で審議することとした。
審議
- 今後の環境影響評価手続について(事務局)
- 方法書の説明(事業者)
- 質疑応答(概要は以下のとおり。)
- その他
京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例の紹介
<主な質疑・意見等>
(大気質、騒音振動)
- 既実施の気象調査において、上層は対象にしているのか。
事業者)予定地の地上10mでの通年観測のみ。
- 交通量予測はT1の1地点のみだが十分か。
事業者)T1は最終通過点であり、最も影響が大きいため選定
(動植物、生態系)
- 既造成地なので動植物関係調査は行わないとされているが、経過を知りたい。また、造成時に調査はされているのか。
事業者)昭和40年代に他社が造成した土地を近年購入した。
造成時の動植物関係調査実施の有無は把握していない。
- 調査範囲における動植物、生態系の現況把握を行った上で、事業特性を踏まえて予測評価の対象とする必要はないといった理屈が重要
事業者)18年4月に概査は実施した。(方法書41頁)
必要に応じて、追加情報収集を検討したい。
(景観)
- 景観の調査地点に、南側が含まれないのは、尾根により遮られ影響がないということか。その判断において、35mの煙突は考慮されているか。
事業者)現地調査したが、予定地が見えるところはあまりない。
予定地が比較的見えて、かつ地域住民の集落や集会所等があるといった観点で選定している。
6 問い合わせ先
京都府企画環境部自然・環境保全室
電話:075-414-4715
FAX:075-414-4705
e-mail:shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp