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京都府環境審議会環境管理部会の開催結果(平成26年2月5日(水曜日))

 1 日時

平成26年2月5日(水曜日)10時から11時30分まで

2 場所

ルビノ京都堀川 3階「アムールの間」

(京都市上京区東堀川通下長者町下る)

3 出席者

【京都府環境審議会環境管理部会委員】
寺島部会長、青野委員、伊庭委員、笠原委員、國領委員、長畑委員、中室委員、村松委員、山田委員、横山委員

【事務局】
廣瀨環境技術専門監、蒲保健環境研究所水質課長、川崎理事食の安心・安全推進課長事務取扱、池田環境管理課長、その他関係職員

【傍聴者】
なし

 4 主な審議事項

(1) 水質汚濁防止法に基づく排水基準に関する条例及び京都府環境を守り育てる条例施行規則の一部改正について

 条例及び施行規則の改正の背景、排水規制等の状況、改正案の概要について事務局から報告。

 審議の結果、中間案(案)によるパブリックコメントの実施について了承された。

(2) 農用地土壌汚染対策地域の指定解除について

 資料7により、前回の審議において意見のあった事項について事務局から報告。

 審議の結果、農用地土壌汚染対策地域(亀岡市)の指定解除について了承され、答申案について、意見を踏まえ、部会長と事務局間で調整することとされた。

 5 主な質疑応答、意見等

(水質汚濁防止法に基づく排水基準に関する条例及び京都府環境を守り育てる条例施行規則の一部改正について)

  • 現在国内で、カドミウムによる環境影響等が見られる事例はあるか。

 (事務局)現在そのような地域はないと聞いている。今般の国の基準改正は、近年明らかになった新たな科学的知見に基づくものである。 

  • 塩化ビニルに安定剤として含まれる有機態のカドミウムは生体内吸収性が高いと考えられ、一定の留意が必要と考えるが、府内に塩化ビニルの製造等を行っている事業場はあるか。

 (事務局)府内における水質汚濁防止法等に基づく届出対象事業場の中に、塩化ビニルを製造等する事業場はない。

(農用地土壌汚染対策地域の指定解除について)

  • 坑廃水処理施設による処理水中の、カドミウムの測定結果を見ると、近年、今後強化が予定されている国の排水基準案を超えている値がいくつか見受けられる。また、カドミウム濃度の平均値も上昇傾向が見受けられ、処理施設の性能低下の有無や作業手順の再確認が必要であると考える。

 (事務局)坑廃水処理は国の補助(4分の3)の下で実施されており、今後とも国によりチェックがされるものである。

配付資料 

お問い合わせ

総合政策環境部環境管理課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4705

kankyoka@pref.kyoto.lg.jp