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京都府環境審議会環境管理部会の議事要旨(2月26日開催)

1 開催日時

平成22年2月26日(金曜日) 午後1時30分から4時20分まで

2 場所

京都府公館レセプションホール(京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町)

3 出席者

【京都府環境審議会環境管理部会委員】
笠原委員、寺島委員(部会長)、中室委員、村松委員、山田(悦)委員、横山委員(計6名)
※出席数が過半数(7名)に満たなかったため、運営要領の規定により部会としては取り扱わない旨各委員に説明し、了承を得た。

【専門家】
京都大学防災研究所 准教授 竹門康弘氏
(水資源環境研究センター社会・生態環境研究領域)

【事務局】
石野環境政策監、新井環境技術専門監、田口保健環境研究所水質課長、岸本環境管理課長、その他関係課員

【傍聴者】
なし

【関係機関による取材】
なし

4 議事

(1) 検討事項
  1 生活環境の保全に関する環境基準の類型指定の改定
  2 水生生物の保全に係る環境基準による新たな類型の指定

5 主な発言項目

1 審議事項:生活環境の保全に関する環境基準の類型指定の改定について

意見等

要旨

利用目的の高度化について
  • 利用目的の高度化という表現は違和感があるので、他の表現を検討されたい
  • 河川環境の状況や人との関わりに応じて、親水施設を充実させるべきところと、自然のまま残すべきところを区分すべき
  • AA類型には親水施設を作らず、できるだけ人が入らないようにする方がよい
個別河川の水質について
  • 近年、大谷川の水質が劇的に改善しているが、その原因は何か
  • 汚濁負荷を考える際に世帯という考え方も重要ではないか
  • 高野川は上流でCOD値が高い。下流の環境基準点だけで評価するのが適当か検討すべき
  • 土師川をAA類型に見直さないのは上流域が他府県にあり、府の施策等が及ばない地域があることも理由の一つになるのではないか

 

 

(2) 審議事項:水生生物の保全に係る環境基準による新たな類型の指定について

意見等

要旨

水生生物の生息状況
  • 桂川下流でカジカが確認されているが、これは温水域に生息可能な小卵型である
水生生物保全のための視点について
  • 水温は水生生物の生息に大きな影響を与えるので、水温測定を充実させるとともに、評価に当たって配慮が必要
類型区分の方法について
  • 生物Aに属する生物が1種類でも確認されれば生物Aに指定するのか、今いる種を守るために指定するのかがわかるようにされたい
類型指定に係る資料について
  • 今回示された資料を根拠とし、類型指定の判断をすることは十分可能である

 

概ね、事務局案について了解が得られたため、今回、各委員から出された意見を反映し、同案を修正、次回開催の部会に提示の上、審議をすすめることとなった。 

 

 

 

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総合政策環境部環境管理課

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