京都府環境審議会自然・鳥獣保護部会の議事要旨

1　開催日時

平成20年3月3日（月曜日）　午前10時から12時まで

2　場所

京都府福利厚生センター　第1会議室

3　出席者

【部会委員】
青合委員、岩嶋委員、濱中代理（倉委員）、黒田委員、須川委員、谷口委員、十川委員、村上部会長、冷泉委員、山本代理（齊藤特別委員）、山田代理（福田特別委員）、田辺代理（布村特別委員）、高橋代理（瀨川特別委員）

【傍聴者】
なし

4　議題

京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例に基づく指定希少野生生物の指定について

5　内容

（1）結果

• 自然・鳥獣保護部会としては、以下の24種を「京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例」に定める指定希少野生生物とすることが妥当であると結論する。

ニホンカワネズミ、ヤマコウモリ、オヒキコウモリ、ニホンモモンガ、ヒメクロウミツバメ、オオタカ、タマシギ、コアジサシ、ブッポウソウ、カスミサンショウウオ、アベサンショウウオ、オオサンショウウオ、ナゴヤダルマガエル、イタセンパラ、アユモドキ、ヒヌマイトトンボ、カタハガイ、フクジュソウ、オグラコウホネ、レンリソウ、フナバラソウ、イワギリソウ、オオキンレイカ、ホソバミズゴケ

（2）主な意見

•  アベサンショウウオやアユモドキは、種の保存法でも指定されているが、地域での保全活動も盛んであり、本条例で指定することは良いことだ。
• オオサンショウウオは、チュウゴクサンショウウオとの交雑問題があり、指定は妥当と考える。また、地域での保全活動も期待できる。
• 府民提案された6種（カスミサンショウウオ、アユモドキ、オグラコウホネ、レンリソウ、フナバラソウ、オオキンレイカ）は、絶滅寸前種であり、指定するべきである。これらについては、地域による保全活動も期待できる。

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