平成17年度第1回京都府男女共同参画審議会の議事要旨
1 開催日時
平成18年1月26日(木曜日) 午前10時から12時まで
2 場所
ルビノ京都堀川 朱雀の間(京都市上京区)
3 出席者
【委員】
上杉会長、伊藤委員、落合委員、菊池委員、小濱委員、遠山委員、中畔委員、中村委員、古橋委員、横内委員
【京都府】
加瀬府民労働部長
浜野女性政策監
八島女性総合センター館長
長浜女性政策課長
松村こども未来室松村室長
女性政策課職員
関係課職員
4 議題
(1)あいさつ
(2)報告・意見交換
5 審議内容(結果及び主な意見)
(1)あいさつ
加瀬府民労働部長があいさつ。当審議会からいただいた意見書を元に、平成17年度には女性総合センターに「女性チャレンジオフィス」を開設し、「チャレンジ相談」を北部でも計12回実施するなどチャレンジの施策を拡充している。「女性発・地域元気力『わくわく』プラン」を策定した。委員の皆様方には引き続き御協力、御指導をいただきたい。
(2)報告・意見交換
1.国の「男女共同参画基本計画(第2次)」について
2.女性の再チャレンジ支援プラン
主な意見
- 第一子を出産する際に、7割の女性が退職している。再チャレンジのための施策も必要であるが、コストや成果の面からも、7割が退職する状況を改善するという視点が必要。
- 女性の就業継続支援の問題は、見落とされがちである。少子化に伴い女性の社会参加の拡大は必然であるが、断絶するとコストがかかるという観点は、企業経営者に対して男女共同参画の必要性を説明する上でポイントとなる。
3.京都府DV基本計画について
主な意見
- 「気づく環境づくり」から入るというのはよい。リーフレットを作るのであれば、タイ語やタガログ語版が必要ではないか。外国人向けの場合、DVだけではなくて、同時にトラフィッキング(人身売買)についてのメッセージも入れていただければいい。
- 消費科学センターなど、いろんなところで相談にあたっている人がDVという観点をもって相談にあたることが肝心で、そういう観点からの相談員の研修を充実していただきたい。
- 女性のための相談ネットワーク会議のオブザーバーに歯科医師会も参加してもらってはどうか。殴られると歯に影響が出る。気づき、早期発見という点では、そういった部分が大事である。
- 自分の家庭の問題を外に出すのに勇気が要るという傾向があり、相談内容については配偶者のことも含めて十分プライバシーを保護してもらえるということを十分に周知すると相談しやすくなるのではないか。
4.京都府の審議会等への女性委員の登用について
5.その他
- 「女性発・地域元気力『わくわく』プラン」について
- 京都府の女性チャレンジ支援事業について
5 閉会
国の新しい基本計画の策定、アクションプラン、両立支援策、次世代育成支援策といった色々な動きが、今後繋がっていくことになると考えられ、京都府の取り組むべき方向性について次回以降の審議会で、御意見をいただきたい。
6 問合わせ先
府民労働部女性政策課 企画・推進担当
電話075(414)4291