平成16年度第2回京都府男女共同参画審議会の議事要旨
1 開催日時
平成16年11月15日(月曜日) 午後10時から12時まで
2 場所
ルビノ京都堀川 ひえいの間(京都市上京区)
3 出席者
【委員】
上杉会長、落合委員、菊池委員、小濱委員、土田委員、東田委員、遠山委員、中畔委員、古橋委員、横内委員
【京都府】
加瀬府民労働部長
浜野女性政策監
八島府女性総合センター館長
女性政策課職員
関係課職員
4 議題
(1)あいさつ
(2)公募委員紹介
(3)意見書案についての審議
5 審議内容(結果及び主な意見)
(1)あいさつ
加瀬府民労働部長が挨拶した。第1回審議会以降公募委員の選考作業を行い、選考委員会にて遠山委員を選出した。本年度は女性のチャレンジ支援の進め方について審議いただくこととしているところであり、前回審議会で作られたワーキング部会において検討いただき、その内容を意見書案として本日提出している。審議をよろしくお願いしたい。
(2)公募委員紹介
(3)意見書案についての審議
- 雇用分野におけるチャレンジ支援策部分で、事業者への働きかけについてもう少し具体的に記述すべきではないか。
- 好事例の紹介を含めて、男女共同参画の推進に向けた取組が企業にとってもメリットがあるということを示していくことが必要である。
- 子育てを担っている母親に負担がかかっている。保育のニーズを全面的に支援すれば企業にとってもメリットであり、女性も仕事をやめなくてすむ。
- 地域におけるチャレンジ支援については、地域で活躍している女性をどのように位置付け、支援し、地域での活動を点から線や面にしていくのかがポイントである。
- 女性総合センターはチャレンジ支援の拠点にするということを踏まえて市町村等と連携を図り、具体的な取組、むしろ外へ働きかけていく機能が期待されている。
- 女性総合センターでは、女性のリーダー作りと女性の就業支援という二つの柱がまだ必要である。政策上の効果については、受講者が地域に戻って成果を広めているという隠れた実態があり、利用者数をもって単純に判断するのではなく、女性に対する支援の一つという認識をすべきである。
- 雇用形態が正規雇用と非正規・パートタイムに2極化されていることに問題がある。中間的な雇用形態の整備が進むよう府が支援できるかが重要である。
- 地域の部分、保育についての記述を増やし、全体のバランス、項目立ての整理をしてはどうか。
5 閉会
本日の委員の各意見を事務局において整理し、その結果を各委員に送付、年明けに再度審議会を開催することとした。
6 問合せ先
民労働部女性政策課 企画・推進担当
電話075(414)4291