平成28年度第1回京都府男女共同参画審議会の開催結果概要
1 開催日時
平成28年12月19日(月曜日) 午前10時から正午まで
2 場所
京都ガーデンパレス 2階 祇園の間
3 出席者
【委員】
赤瀬委員、石津委員、伊藤委員、稲葉委員、上田委員、梶田委員、千委員、髙島委員、田野委員、佃委員、中村委員、東委員、横山委員(計13名)
【事務局】
京都府
大谷男女共同参画監、田尻男女共同参画課長、福井ワーク・ライフ・バランス推進担当課長、木村女性活躍推進担当課長、井上男女共同参画センターらら京都館長、男女共同参画課職員
4 議題
- 会長等の選出について
- 女性活躍支援拠点「京都ウィメンズベース」について
- 地域における女性の活躍について
5 審議内容(結果及び主な意見)
1. 会長等選出
委員の互選により伊藤公雄委員を会長に選出。伊藤会長が会長代理に上田達子委員を指名。
2.女性活躍支援拠点「京都ウィメンズベース」について
今年8月に開設した女性活躍支援拠点「京都ウィメンズベース」について説明。
<主な意見>
- 製造業の女性割合は1割程度であり、「京都ウィメンズベース」のリケジョへの理解を深める取組に期待したい。
- 女性が企業で活躍するためには、働き方の改革が重要。事業主行動計画の策定を推進し、企業の職場環境を見える化することは、若年者の企業選びにも役立つ。
- 平均寿命が幸福度と比例するなら、日本の女性は非常に幸福と言える。働く女性が増えることによって、平均寿命を下げてはならない。
3. 地域における女性の活躍について
女性活躍推進法等、職場における女性の活躍を進める取組が加速する一方で、地域における女性活躍の支援方策について説明。また、「地域で輝く女性応援検討会」を部会として位置づけることを提案。
- 地域活動やボランティアは、多くの女性が担っているが、意思決定の多くは男性であり、女性が地域でさらに活躍できる環境が必要。
- 東北では、震災後、配食サービスや地産地消の取組などが女性の活躍により継続して実施されている好事例もある。様々な団体・NPOを課題別につなげてネットワーク化することが重要。
- 高齢者支援や農村振興など、地域で女性の活躍が求められている領域を明確化する必要があるのではないか。
- 女性団体は、地域を軸足にして、課題解決を図る取組を継続して実施しているが、活動の見える化が弱点であり、支援が欲しい。