平成23年度第2回京都府男女共同参画審議会の概要
1 開催日時
平成24年3月19日(月曜日) 17時から19時まで
2 場所
御所西京都平安ホテル 2階 呉竹の間
3 出席者
【委員】
上杉会長、伊藤委員、上田委員、國領委員、迫委員、冷泉委員(計6名)
【事務局】
京都府
金谷府民生活部長、長濵男女共同参画監、荒田男女共同参画課長、足立男女共同参画課参事、男女共同参画課職員
京都府男女共同参画センター
浜野館長
4 議事
- 平成24年度施策について
事務局が、京都府の平成24年度の男女共同参画関係予算案について、主要事項説明書に沿って説明し、意見交換を行った。
(主な意見)
- ドメスティック・バイオレンス対策事業費については、府警も関連事業の予算を計上しているのであれば、併せて記載するべき。
- マザーズジョブカフェ安心ゆりかご事業について、年度途中の保育所入所が困難な場合が多い中で、一時保育期間の延長(最長1年)による需要は高くなるだろう。
- 京都女性起業家賞については、商工会議所や金融機関などの協賛を得るなど関係団体と連携して実施するべき。
- 施策名等のカタカナ表記は、府民にとってもわかりやすくなるよう改善して欲しい。
- 新KYOのあけぼのプラン後期施策の評価について
事務局が、KYOのあけぼのプラン評価部会でとりまとめた評価案について説明し、意見交換を行った。なお、本審議会は、出席委員が定足数を満たさないため、欠席委員の意見も伺った上で、評価をとりまとめることとした。
(主な意見)
- 全市町村の地域防災計画に男女共同参画の視点が盛り込まれたことは大きな成果であり、今後はその具体化が課題。
- 防災会議の女性委員割合は低いが、職務指定の問題があり女性委員をすぐに増やすことは難しいため、女性の声を防災会議に反映させる仕組みが他に必要。
- 今後は仕事と介護の両立が大きな課題になり、介護問題を通じて固定的な性別役割分担がクローズアップされる面もある。
- 学習・啓発資料等の配布は重要だが、それがどのように活用されているかも見ていく必要がある。
- 男性のDV被害者について、現状はDVの相談機関に行けず、保護施設もないため、今後対応を考えておく必要がある。
- 京都ジョブパークマザーズジョブカフェや京都ワーク・ライフ・バランスセンターは、男女共同参画の視点で行政の縦割りを打破した好事例であり、このような新しい連携・協働の取組を増やしていくことが重要