平成20年度第1回京都府男女共同参画審議会の開催結果概要
1 開催日時
平成20年8月28日(木曜日) 午前10時から11時半まで
2 場所
京都府男女共同参画センター 視聴覚研修室(京都テルサ:京都市南区)
3 出席者
【委員】
伊藤公雄委員、伊庭節子委員、上杉孝實委員、落合恵美子委員、菊池典子委員、田口美佐子委員、土田道夫委員、中畔都舍子委員、中島則子委員、向井仲和美委員(計10名)
【事務局】
京都府
長濵男女共同参画監、大谷男女共同参画課長、浜野男女共同参画センター館長、男女共同参画課職員、広域振興局職員
4 議題
(1)あいさつ
(2)委員等紹介
(3)審議会の役割について
(4)会長等選出
(5)議題
ア 「新KYOのあけぼのプラン後期施策」の進捗状況について
イ 「新KYOのあけぼのプラン後期施策」評価部会の設置について
ウ 「配偶者等からの暴力に関するアンケート調査の概要」報告
エ その他
5 審議内容(結果及び主な意見)
(1)あいさつ
長濵男女共同参画監が挨拶。本年4月から男女共同参画課及び男女共同参画センターへ名称変更。男女共同参画センターについては、親しみやすい愛称を公募し、「らら京都」に決定。「らら京都」に、4月からワーク・ライフ・バランス推進コーナーを設置し、企業への両立支援等に取り組んでいる。同フロアに移転した財団法人21世紀職業財団京都事務所や関係機関と連携して今後とも取組を進めていきたい。
(4)会長等選出
委員の互選により上杉孝實委員が会長に選出された。上杉会長が会長代理に落合恵美子委員を指名した。
(5)議題(委員意見等)
ア 「新KYOのあけぼのプラン後期施策」の進捗状況について
- 「新KYOのあけぼのプラン後期施策」目標数値の平成19年度実績及び19年度新規事業等を説明。
<平成19年度新規事業>
- 地域の女性わくわくスポット
昨年度は京丹後市内に設置。20年8月に2箇所目を宇治市内に設置。
- 地域版女性チャレンジオフィス(宇治・綾部)
既に3事業者が卒業し、新たな場所で活動を展開。
- 「京都モデル」子育て応援中小企業認証数・子育て応援中小企業数
社会保険労務士の派遣等により、中小企業に積極的に働きかけている。
- 子育て応援パスポート協賛企業
目標数値に達成
<委員意見>
- 男女共同参画の視点を取り入れた市町村防災計画策定割合は非常に数値が上がっている。
- 府男性職員(特に教職員)の育児休業取得率が低い。育児休業制度は整っているが、給与への影響等から取得が進まない。育児休業だけでなく、短時間勤務を進めることも重要である。
- 目標数値に達している項目(子育て応援パスポート等)についても、実態を調査及び把握し、利用者にとって魅力ある中身になるよう事業を進めること。
- 産科医院が少ないという現場の声と、助産師のキャリアを活かすために、助産師の再就職支援を積極的に進めていくべき。
- 一部の目標数値については、国や市町村の制度に影響されるが、関係課や市町村と連携して、地域のニーズや数値の背景を調査し分析する必要がある。
イ 「新KYOのあけぼのプラン後期施策」評価部会の設置について
- 京都府男女共同参画審議会規則第4条第1項に基づき、今後は部会を設置し議論を深めていただくこととし、同規則第2項により、会長が以下の3名を部会委員として指名した。
【部会委員】
伊藤委員、伊庭委員、向井仲委員
ウ 「配偶者等からの暴力に関するアンケート調査の概要」報告
- 今年度改定する「配偶者等からの暴力の防止及び被害者の保護・自立支援に関する計画」に反映させるとともに、今後の施策推進のための基礎資料とすることを目的に、京都府内に居住する15歳以上の男女1,650人に、配偶者等からの暴力に関するアンケートを実施。アンケート結果については、今後公表予定。
エ その他
5 問合わせ先
府民生活部男女共同参画課 企画・推進担当
電話075(414)4292